富山縣護國神社
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平成28年
年末合同清掃奉仕のご報告(平成28年12月31日)

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 12月30日午前8時30分より、富山県隊友会、隊友会青年部劔部、富山県青年防衛協力会、海上自衛隊を支援する会、全国自衛隊家族会富山県支部、上市町稗田私設消防隊、警察官OB,富山縣護國神社崇敬会青年部浦安会、一金会の皆様による合同の御奉仕にて、年末の御繁忙の折にもかかはらず総勢33名の皆様により、清掃奉仕が行はれました。
 平成23年に初めての年末清掃奉仕が行はれてから今年で6回目を迎へ、昨年に続き雪のない清掃奉仕となりました。冷え込み雪がちらちらと降つてをりましたが次第に空は晴れ渡り、爽やかな日和の中、境内の草取りをはじめ、落ち葉など隅々まできれいに掃き集めていただきました。
 作業終了後には、正式参拜を行ひ、諏訪国重自衛隊富山地方協力本部長様に合はせて玉串拜禮、全員で國歌を斉唱いたしました。そして、伊佐雄志神社を正式参拜、殉職されました自衛官、消防局員、消防隊員、警察官の御靈にそれぞれの代表者が玉串を奉りて拜禮、一同で「立山の御歌」を奉唱いたしました。
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 年末のお忙しい中、各団体の皆様方には御奉仕いただき、まことにありがたうございました。お蔭をもちまして、境内は塵ひとつない清々しい境内となり、初詣の皆様をお迎へする準備が整ひました。

一月祭典行事案内(平成28年12月31日)

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平成29年(紀元2677年)
1月行事案内
  初 詣
   1日(日) 午前零時  歳旦祭
   7日(土) 午前9時  昭和天皇武蔵野御陵遙拜式
   8日(日) 午前6時  初青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時 みおや祭
  14日(土) 尖閣諸島の日
  15日(日) 午前7時  月次祭竝に成人祭(朝粥神事)
         午前8時  月次釜(初釜)
         午前10時 永代祭

天長祭、福ひめ認証式のご報告(平成28年12月30日)

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 常に國民の幸せをお祈り下さる天皇陛下の御降誕日である12月23日(金)午前10時より、天長祭を厳粛に齋行致しました。田林修一崇敬総代副会長様を始め神社役員、国会・県議会・市議会議員、崇敬会員、浦安会員、日本会議富山の運営委員、自衛隊各協力団体長の方々が参列され、謹んでお慶び申上げますとともに、皇室の彌榮、國家の隆昌を祈念申上げました。祭典中には、平成12年第55回国民体育大会(富山国体)にご臨席の折り、開会式終了後の県民のマスゲームの様子をご覧遊ばされお詠みになられました御製「雪となり花とはなりて富山なる競技場埋め人ら踊れり」に、昨年10月25日の天皇皇后両陛下奉迎に合せて富山交声合唱団で指揮者をされてます佐藤進様が謹作曲しました「御製 雪となり」を参列者一同で奉唱、天皇皇后両陛下の神々しいお姿を思ひ浮かべつつ、今日の佳き日をお祝ひ申上げました。
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 午後1時半からは御井祭、絵馬焼納祈願祭、すす祓ひを齋行、そして午後2時より初詣に御奉仕する「福ひめ」の認証式を行ひました。福ひめ認証式では、宮司が天長祭に開催してゐる意義や日本人にとつていかに初詣といふ行事が大切なものであるかなど説明し、来る平成29年はみんなで協力して参拜の皆様をお迎へする旨を話しました。
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 来る年には、宮司以下職員、御奉仕いただきます有志の方々、本日認証されました43名の福ひめと共に、皆様方の御参拜をお待ち申上げます。

幣殿大注連縄御奉納のご報告(平成28年12月29日)

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 24日、坂本注連縄奉賛会(森正弘会長)の皆様から弊殿の大注連縄を御奉納いただきました。ありがたうございます。お蔭様で祈祷殿が新しい藁の清々しい香りで満たされ、新年、皆様をお迎へする準備が整ひました。
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初詣に向けて(平成28年12月26日)

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 大拜殿の耐震工事は、長押(なげし)の取り付けが終了し、大拜殿を囲んでをりました足場も15日に撤去されました。
 初詣に向けた諸行事は、12月1日には、奉製されましたおふだ・お守り・縁起物に神靈を込めます「みたまわけ大祭」を齋行致し、開戦記念日の12月8日には、開戰詔書奉戴記念祭を齋行、引き続き御神宝である宝刀の手入式を酒井勲様に奉仕していただきました。
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 12月15日には、月次祭に併せて御神符頒布始祭を齋行、崇敬会員の皆様に特別神符をお頒ち申上げました。12月23日には、天長祭を齋行、午後より御井祭、絵馬焼納祈願祭、すす祓ひ、そして初詣臨時奉仕巫女の「福ひめ認証式」を執り行ひました。
 大拜殿に新しく取り付けられた長押は、以前の長押よりも太く頑丈に強化され、周辺にはひのきの清々しい香りが漂つてをります。
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大拜殿耐震工事進捗状況②(平成28年11月30日)

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 大拜殿耐震工事で固定の足場が組まれ、新しく檜(ひのき)で加工されました長押(なげし)の取り付け作業へと進んでまゐりました。
 現在は、屋根裏の耐震補強工事も行はれてをりますので、安全を考へて大拜殿の中は避けて、社務所前から伊佐雄志神社左側のスロープから社殿へと進む、回り道でのご参拜をいただいてをりますこと、皆様の御理解御協力を賜り、ありがたく御禮申上げます。
 3日の土曜日には結婚式がございますので、その時は作業は行はず、大拜殿を通ることができるやう中央には資材などを置かないやうにいたします。
 しばらくは長押の取り付けまで足場が固定されたままでございますが、安全のため引き続き御協力のほど宜しくお願ひ申上げます。
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十二月祭典行事案内(平成28年11月30日)

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大拜殿耐震工事中(11月30日現在)
詳しい作業の様子は記事で紹介いたします
十二月行事案内

  1日(木) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
        午前11時 みたまわけ大祭
  4日(日) 午前6時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時 みおや祭
  8日(木) 午前9時  大東亜戰争開戰詔勅奉戴記念祭
              宝刀手入式
 15日(木) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
              (神符頒布始祭)
        午前8時  月次釜
        午前10時 永代祭
 23日(金) 午前10時 天長祭
        午後1時半 御井祭
              絵馬焼納祭
              すす払ひ
        午後2時  福ひめ認証式
 25日(日) 午前9時  大正天皇多摩御陵遙拜式
 31日(土) 午後3時  大祓
        午後4時  除夜祭

平成29年(皇紀2677年)
1月1日(日) 初 詣

大拜殿耐震工事進捗状況①(平成28年11月21日)

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 大東亜戰爭終熄七十周年記念事業として進めてをります大拜殿の耐震工事について、新しく長押(なげし)を補強して取り付けるための資材や天井裏を補強するための資材が運びこまれました。
 これから作業が完了するまで大拜殿の工事現場には資材が置かれた状態となりますが、無事に事故なく安全に作業が行へますやう、何卒ご理解ご協力のほど切にお願ひ申上げます。
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第二十一回どんぐり祭のご報告(平成28年11月17日)

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 第二十一回どんぐり祭を11月8日(火)午前10時より齋行いたしました。
 祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬會員の皆様より奉納された「どんぐり」の実を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を捧げて拜禮しました。祭典終了後、當神社林苑顧問の松久卓様より講話をしていただきました。講話では、「熊とどんぐり」について、熊の食べ物であるブナやミズナラの実は、6年に一度豊作・凶作の年があつて、今年は凶作の年にあたりどんぐりが不作で、熊が里まで降りて来ることが多いといふことや、里山の荒廃などにより人間と熊の境界が狭くなつてゐることなどを話され、熊が出没する危険性が高いといふことを教はりました。
 次にどんぐり齋場へ移動して、清めの祓ひの後、雲雀ヶ丘保育所で五年間育てられたミズナラの樹木が園児等によつて齋場に移植され、その後どんぐりの実を松久様に教はりながら植ゑました。園児等は、自分の植ゑたどんぐりが大きく育つやうに一粒一粒穴を掘つて丁寧に土を被せてをりました。
 そして表参道の鳥居の近くに移動して、富山セントラルライオンズクラブ(会長 舘良一)様からライオンズクラブ国際協会百周年を記念して奉納いただきました「源平枝垂櫻」の記念植樹を行ひました。
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富山セントラルライオンズクラブ記念植樹のご報告(平成28年11月15日)

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 富山セントラルライオンズクラブ(会長 舘良一)様より、ライオンズクラブ国際協会百周年を記念して「源平枝垂桃(ゲンペイシダレモモ)」の記念植樹を11月8日の第21回どんぐり祭に合せて植樹していただきました。
 ありがたくもかねてより舘会長様から記念植樹の申出がございまして、梅や櫻の咲く前に境内を彩る樹木として、紅白の花が咲く「源平枝垂桃」を植樹していただきました。植樹場所は、表参道の鳥居をくぐるとすぐ右側になります。花が咲くのが楽しみです。
 富山セントラルライオンズクラブの皆様、まことにありがたうございました。
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十一月祭典行事案内(平成28年11月1日)

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檀(まゆみ)も山法師(やまぼふし)も紅葉し、境内はすつかり秋めいてきました

十一月行事案内

  1日(火) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  3日(木) 午前9時  明治節祭
  6日(日) 午前6時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時 みおや祭
        午後2時  殉職自衛官慰靈祭(伊佐雄志神社 )
               主催 富山県隊友会
  8日(火) 午前10時 第21回「どんぐり祭り」
 11日(金) 午後3時  廣德館講座「古事記の朗読」
                講師 岸本弘氏
 15日(火) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前10時 永代祭
        七五三詣
 23日(水) 午前9時  新嘗祭

大拜殿耐震化工事ご協力のお願ひ(平成28年10月21日)

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 大東亜戰爭終熄七十周年記念事業として進めてをります耐震化について、いよいよ大拜殿の耐震化の補強工事に取り掛かることとなり、十月十七日、工事始めの清祓ひを齋行しました。
 大拜殿の耐震化については、平成二十七年三月から耐震診断が進められ、平成二十八年三月に耐震診断が完了。そして耐震化の工法としては、大拜殿の雰囲気を損ねず、また震度七の地震にも耐へられるやうに圧縮木材を使用して行ふことが決定。圧縮木材は今回初めて用ゐられるため、研究を積み重ねながら進められ、この度取り付けのための工事へと取り掛かることとなつたのであります。
 先づは、面格子(めんごうし)と長押(なげし)が取り外され、工場で補強の加工がされた後、十一月二十一日から補強された長押の取り付けと屋根裏の補強工事が行はれます。そして、年が明けて一月十六日以降、圧縮木材を使用した面格子が取り付けられ、三月十日の陸軍記念日に竣功報告祭を齋行する予定です。
 この二十一日からは移動式足場が、また十一月二十一日からは大拜殿の大部分を枠組足場が取り付けられます。無事に事故なく安全に作業が行へますやう、何卒ご理解ご協力のほど切にお願ひ申上げます。尚、結婚式の進行に際しましては、普段通りに齋行できますので、併せてご理解賜りますやうお願ひ申上げます。
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2810216.jpg2810215.jpg 移動式足場

秋季例大祭のご報告(平成28年10月12日)

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 10月5日(水)、近づく台風18号の影響が心配される中、午前10時より秋季例大祭が、御遺族や崇敬会員をはじめ多数の富山縣民御参列のもとに齋行されました。
 齋員のご奉仕には、富山県神社庁の各支部・富山県神道青年会の神職の皆様に、雅楽のご奉仕を高岡市福岡町の洋遊会の皆様に、『鎭魂頌』の奉唱を富山交声合唱団の皆様にご奉仕いただき齋行。そして参向使として新田八朗崇敬総代会長、また富山県知事代理、大野久芳富山県議会議長、田原政信富山県遺族会長、松本正昭富山縣神社廳長、高見隆夫富山市議会議長、上田昌孝滑川市長、県内の神職、責任役員、総代、各市町村遺族会、県議会議員、市議会議員、國会議員代理、各戦友会、各町内会、日本会議富山運営委員、自衛隊各協力団体の方々が参列されました。
 先づ修祓、富山縣隊友会青年部「剱部」の中澤慎太郎様、名村典泰様、五十嵐元春様のご奉仕による國旗掲揚を行ひ、参進。そして國旗の入場、國歌を斉唱し、祭典が始まりました。
 祭典中には、献饌の儀を『鎮魂頌』合唱の調べに合せて神饌がお供へされ、宮司祝詞奏上、参向使祝詞奏上、知事・県議会議長の祭詞奏上の後、富山交聲合唱団の皆様による昭和天皇御製『紅に』・『秋深き』を奉唱、富山県詩吟剣舞連盟 吟士 三舩岳嶺様・剣士 定塚天颷様による詩吟剣舞 吟題 佐野竹之助作『出郷の作』が奉納され、祭典後、宮司が御礼の挨拶を申上げ、続いて参向使挨拶、知事、県議会議長から御挨拶を賜り、御参列の皆様には祈祷殿にお進みいただき、みあかしを灯して参拜いただきました。
 伊佐雄志神社では、午前九時より秋季祭を齋行、富山県知事代理、富山市遺族会長をはじめ、御遺族、崇敬会員、自衛隊協力団体の各会長の皆様が参列されました。
 本年もたくさんの方々にご参拜を賜り、まことにありがたうございました。
以下の写真は伊佐雄志神社秋季祭
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以下の写真は秋季例大祭
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富山県遺族会清掃奉仕のご報告(平成28年9月29日)

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 萩の花咲き誇り、十月櫻も咲き始め、金木犀の香りも芳しくなりました境内にて、9月26日(月)、富山県遺族会女性部の皆様によります清掃奉仕が行はれました。秋季例大祭を迎へるにあたり、県内の全ての地区から73名の会員が参加され、清掃奉仕活動がなされました。
 終了後に正式参拜を齋行、御礼の言葉を宮司が申上げました。御英靈の嬉し涙でせうか小雨が次第に降り出し、隅々まできれいになつた境内が潤されて清々しい状態になりました。ご奉仕いただきました皆様、まことにありがたうございました。
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十月祭典行事案内(平成28年9月29日)

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大東亜戰爭終熄七十周年奉幣大祭竝に秋季例大祭
 國旗奉持(富山県隊友会劔部奉仕)・國歌斉唱   平成27年10月5日齋行 
 
十月行事案内

  1日(土) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭 
  2日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時
  4日(火) 午後4時  宵宮
秋季例大祭
 5日(水)午前10時

 午前9時  伊佐雄志神社秋季祭
 午前10時 秋季例大祭
  式中 富山県隊友会劔部によります「國旗掲揚」「國旗奉持」
     富山交聲合唱団によります「鎮魂頌」「昭和天皇御製」奉唱
     富山縣詩吟剣舞連盟によります詩吟剣舞「出郷の作」奉納
  がございます。
  どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越し下さい。
 ※午前中は祭典が続きますので、ご祈願の受付は正午からになります、
  ご了承のほど、宜しくお願ひ申上げます。

  15日(土)午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前9時  みおや祭
       午前10時  永代祭
 20日(木) 午後2時  廣德館講座「近現代史を学ぶ~歴史の見方~」
               講師 竹田達矢氏
 21日(金) 午後3時  廣德館講座「古事記の朗読」
               講師 岸本弘氏

第三十三回表千家献茶式のご報告(平成28年9月27日)

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 第三十三回表千家献茶式並びに桜菊茶会を富山縣護國神社表千家献茶会主催、表千家同門会富山県支部協賛にて、平成28年9月17日(土)に表千家 家元 千宗左宗匠の代理として吉水忠雄宗匠をお迎へして開催いたしました。
 午後1時宮司以下齋員、宗匠、表千家同門会富山県支部役員、國泰寺管長が参進、神社役員や表千家同門会富山県支部、富山県茶道連盟、北日本茶会の関係者らが参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌、栂野守雄宮司の祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。吉水忠雄宗匠が洗練されたお点前を厳かに披露され、点てられたお茶を宮司が御神前にお供へしました。戰場で倒れられた御英靈たちが、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、10月5日の秋季例大祭を前に齋行されます献茶式であります。
 創立70周年記念事業により現在の社務所が竣功された昭和57年10月、表千家家元千宗左宗匠に御奉仕いただいたのを機に、昭和60年より毎年齋行いたしてをり、本年も縁の深い皆様方に御参列いただきました。ありがたうございます。
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  社務所をはじめ境内各所では、献茶式に合はせ、表千家同門会富山県支部(谷野亮爾支部長)が担当する「桜菊茶会」も開かれ、秋の気配を感じながら心尽くしの一服を楽しまれました。
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隊友会清掃奉仕のご報告(平成28年9月27日)

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 9月24日(土)午前7時30分より、隊友会富山支部(根塚彰支部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。伊佐雄志神社周辺をはじめ本殿西側に至るまで、生ひ茂つた夏草が刈り取られ、落ち葉もきれいに掃き集めていただきました。終了後には、富山縣護國神社と伊佐雄志神社を正式参拜され、宮司が御禮の挨拶を申しました。
 お蔭をもちまして、10月5日(水)に齋行致します、伊佐雄志神社秋季祭、秋季例大祭が清々しい氣持ちで奉仕することができます。まことにありがたうございました。
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第十七回元服立山登拜のご報告(平成28年8月31日)

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 第十七回「元服立山登拜」が8月21日から23日までの3日間、小学4年生から中学2年生の16名の隊員が参加し、立山ガイド協会の佐伯高男氏、佐伯知彦氏にガイドをしていただき開催しました。
 越中(富山)では、文武天皇の御代大宝元年(701年)に立山開山の祖、佐伯有頼が16歳の時に立山に登り立山を開いたといふ由緒にあやかり、越中男子は十歳余りになると立山に登拜して晴れて少年から青年へと認められる習はしがあり、この元服立山登拜はその伝統を踏襲し、加へて、立山三山(浄土山・雄山・別山)の縦走を目指します。昔から浄土山・立山頂上雄山・別山はそれぞれ過去・現在・未来を象徴する山と云はれてをり、過去の山・浄土山では、正しい歴史認識を学び、現在の山・立山頂上雄山では、雄山神社峰本社(佐伯睦麿宮司)で元服の式をあげ頂上達成の喜びをかみしめ、未来の山・別山では、三山縦走達成の自信を糧に未来への目標へ向かつて力強く生きていくことを誓ふのであります。
 一日目は、午前6時30分より結成式を行ひ、参拜の後に宮司が「心を一つに最後まで頑張つてほしい」と激励し、御守・鉢巻・隊旗を手渡しました。次に禰宜の隊長が挨拶をし、富山みらいロータリークラブの西尾公秀会長、富山南ライオンズクラブの中尾善裕会長から激励の言葉をいただき、家族をはじめたくさんの見送りの中、バスで神社を出発。千寿ヶ原の立山駅に到着すると佐伯高男ガイドと合流し、ケーブル、高原バスを利用して室堂へ移動。室堂山荘まで歩き、準備体操をして初日の浄土山までの登拜が始まりました。途中、佐伯知彦ガイドと合流、大きな岩を攀じ登りながら進み、頂上では、平成17年にこの元服立山登拜が中心となり再建された富山県出身の戦歿英靈のみたまを祀る「軍人靈碑」を参拜、國歌斉唱の後、隊長より「戰争で亡くなられたたくさんの尊い方々のお蔭で、多くの植民地が独立し、そして今の平和な暮らしがあるといふことをしつかりと認識してほしい」と訓示しました。昼食をとり一ノ越経由で室堂山荘へ下山。山荘に到着後、初日のみ参加された富山みらいロータリークラブ8名の皆様から二日目以降も頑張るやうにと激励していたきました。重要文化財の室堂で、佐伯知彦ガイドから立山登拜や室堂の歴史を教はり、そして山荘では、再来年登頂を目指してゐるエベレスト挑戦の心意気とネパール國の話をしていただきました。
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 二日目は、立山頂上の雄山に向けて出発。一ノ越からは東日本に接近中の台風九号の影響による強風の中、服装を整へ重心を低くして頂上を目指し、全員が無事に雄山神社峰本社社務所へ到着、登拜を達成しました。社務所では隊長と両ガイドと相談して、今後の天候を考慮して大汝山、真砂岳、別山への縦走を断念し、社務所にて祈願を受けたらすぐに下山することを決断しました。一同気持ちを切り替へ、佐伯宮司より祈願の奉仕をしていただき、「山では決して命を落としてはならないこと、計画を断念する勇断もとても重要である」といふことを伝へていただきました。立山登頂達成の万歳を行ひ、支度を整へ下山を開始しました。三ノ越では昭和天皇の御製碑前で「立山の御歌」の奉唱、皇居遙拜を行つてゐましたが、風当りが激しいところのため、今回は一ノ越より行ひました。午後2時前、予定より早く雷鳥沢ヒュッテに到着しやうとする直前に雨が降り出し、到着後には本降りの雨となりました。稜線を進んでいたらこの雨を避けることができずにゐたことを考へると、計画を断念する決断の重要さが十分に認識されるのでありました。
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 三日目は、午前8時頃より天候が回復、室堂へ向けて出発。雷鳥荘前から昨日登拜できなかつた別山を遙拜しました。室堂では、元森林管理署長であり、当社の林苑顧問の松久卓氏と合流。昨年建立された「秋篠宮殿下お歌碑」の前で、富山交聲合唱団で指揮をされてをられる佐藤進氏が謹作曲された「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」を一同で奉唱、初日と会場到着直前に見つけた雷鳥を思ひ浮かべ、それぞれがお歌に思ひを馳せながら奉唱しました。室堂から天狗平山荘までは、松久氏から、約2500年かけて土壌が作られ樹木が育つことや、様々な高山植物の名前や特徴などを解説していただきました。そして、午後3時30分、予定通りに神社へ到着。終了式を行ひました。隊員の中には、「来年も参加して、登頂できなかつた別山へ挑戦したい」と誓ふ者もをり、それぞれが心配して待つてゐた家族のもとへと帰つて行きました。
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 ガイド・サポーターの皆様をはじめ、雄山神社・各山荘の皆様、御協賛いただいてをります富山縣護國神社崇敬会、青空のみの市実行委員会、富山みらいロータリークラブ、富山南ライオンズクラブ、立山黒部貫光株式会社、報道各社の皆様方のお蔭をもちまして、無事に開催できましたこと、厚く御礼申上げます。まことにありがたうございました。

九月祭典行事案内(平成28年8月29日)

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   第三十二回表千家献茶式 三木町宣行 宗匠御奉仕

九月行事案内

   1日(木) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
         午前10時 永代祭
   4日(日) 午前5時  青空のみの市
         午前10時 永代祭
         午前11時 みおや祭
   7日(木) 午前6時  富山南ライオンズクラブ「早朝清掃奉仕」
  15日(木) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
         午前8時  月次釜
         午前9時  みおや祭
         午前10時 永代祭
         午後3時  廣德館講座
                「國史の中に仰ぐ御製」 講師 西川泰彦氏
  17日(土) 午後1時  第三十三回 表千家献茶式(櫻菊茶会)
  23日(金) 午前9時  秋季皇靈殿遥拜式
         午後3時  廣德館講座
                「古事記の朗読」 講師 岸本弘氏 
  26日(月) 午前9時  富山県遺族会女性部清掃奉仕


  秋季例大祭
    10月5日(水) 午前10時

  どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越し下さい。

万灯みたままつりのご報告(平成28年8月12日)

平成28年「万灯みたままつり」を8月1日(月)に齋行致しました。
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 午前9時より境内の富山市相撲場にて「第39回富山市少年相撲大会」が開催され、富山市内の小学3年から6年の選手たちが相撲道に則り、全力で戦ひを繰り広げました。
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 午前10時より平成28年伊佐雄志神社例大祭を齋行。伊佐雄志神社には71年前の昭和20年8月1日の夜、米軍による大空襲により亡くなられた約3000柱の戰災殉難者の御靈が祀られてをり、この富山大空襲の日が例大祭となつてゐるのであります。祭典では、燃え盛る炎の中で亡くなられた御靈を偲んで、参列者一同が献水を行ひ祈りを捧げました。
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 午前11時より富山縣護國神社にて、平成28年万灯みたままつり並びに永代講大祭を齋行。
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 祭典後、「夏のをどり」を藤間勘史弥社中の皆様に奉納いただきました。
奉納曲と踊り・唄ひは、
1.「子守」(踊)廣上かのん(7歳)
2.「米山甚句」(踊)藤間史弥奈(唄)中田好美
3.「関の小萬」(踊)廣上樹里(9歳)
4.「ひえつき節」(踊)桶谷柚衣(13歳)・馬場洋輔(17歳)(唄)中田好美
5.「九段の母」(唄)中田好美
の皆様の奉納でありました。
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 そして、「お楽しみ抽選会」を開催。
 景品の御奉納は、お茶の栗林園様、K-DIC様、株式会社瀬戸様、ヨシオカ様、マツダガーデン様、久郷一樹園様、北陸銀行越前町支店様、そして青空のみの市に出店されてをります向島水産様、松田潔様、片町勝朗様、坪野英俊様、奥村幸雄様、横井健二様、バイキング西嶋昭弘様、古布やまはち様、羽田野孝雄様、日柴喜英一様、本猛夫様、佐賀暁美様、宮永光雄美様の皆様です。
 抽選会後に御参列の皆様にの皆様に内拜殿にてろうそくに「みあかし」を灯して参拜いただきました。暑さ厳しい中、まことにありがたうございました。
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 午後6時半からは「御神楽の夕べ」を大拜殿神楽舞台にて開催。中澤巫女による「みたま慰めの舞」、轡田権禰宜による「いでたちの舞」、芝園小5年生の金岡陽代さん、飛凛さんによる「浦安の舞」、が神前に奉納されました。金岡さんと飛さんは、少ない時間でお互ひ助け合ひながら一生懸命稽古を行つてきた成果を十分に発揮して、神前に舞を奉納されました。
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 皆様方に奉納いただきましたあんどんの明かりと、午後7時45分からの花火により境内が彩られ、花火終了後には、内拜殿ではみあかしをともしび、伊佐雄志神社では献水をしていただきまして、たくさんの方々に参拜いただきました。
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 本年もご参拜いただきました皆様をはじめ、藤間勘史弥社中の皆様、献灯あんどんをご奉納いただきました皆様、献灯あんどんに絵画の奉納をいただきましたたんぽぽグループ様・黒部市荻生如月会様・中野清韻様、特別あんどんに御揮毫いただきました皆様方に厚く御礼申上げます。まことにありがたうございました。

第39回富山市少年相撲大会のご報告(平成28年8月11日)

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 8月1日に開催いたしました第39回富山市少年相撲大会に出場しました選手諸君、大会を運営されました関係者の方々に厚く御礼申上げ、結果を報告致します。

団体の部
優勝 保内小Aチーム
次勝 堀川小チーム
三位 八幡小Bチーム

個人の部
四年生以下
優勝 浦山 将瑛(寒江小)  次勝 須郷夏野人(堀川小)
三位 福山 天輝(保内小)  三位 古田真之介(豊田小) 

五年生
優勝 大開 湧斗(保内小)  次勝 志賀 陽太(新庄小)
三位 作田 晴彦(八幡小)  三位 舟崎 晃涼(大沢野小)

六年生
優勝 高山 侑己(堀川小)  次勝 清水 敬太(老田小)
三位 野村 壮太(堀川小)  三位 武部 太陽(保内小)

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八月祭典行事案内(平成28年8月3日)

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第16回元服立山登拜 立山三山縦走達成 於別山頂上
平成27年8月25日
 
八月行事案内

万灯みたままつり 1日(月) 午前11時
   午前9時    第三十九回富山市少年相撲大会
  午前10時  伊佐雄志神社例大祭
         (富山大空襲戰災慰靈大祭)
  午前11時   万灯みたままつり竝に永代講大祭
  午後6時半   御神楽の夕べ

  7日(日) 午前5時  青空のみの市
       午前10時 永代祭
       午前11時 みおや祭
 15日(月) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
       午前8時  月次釜
       午前10時 永代祭
 午前11時45分 大詔奉戴記念祭

 17日(水) 午前10時 満蒙開拓団慰霊祭
 21(日)~23日(火)         第十七回 元服立山登拜
 26日(金) 午後1時半 廣德館講座
         「古事記の朗読」 講師 岸本弘氏
          午後3時終了予定。どなたでも参加できます。

第16回「廣德塾」のご報告(平成28年7月29日)

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 7月18日午前9時より、第16回「廣德塾」を開催いたしました。今回は11名の塾生と12名の大人を合せ、23名が参加しました。
 はじめに手水の儀を行ひ正式参拜を齋行。参集殿に移動して講義1として「宮司講話」により勉強の時間が始まりました。宮司は、平泉澄先生が書かれた『少年日本史』から國家建設の部分を話し、國が國家として建國することは、人が志を立てて元服することと同じであり、その國を守るには、武の力だけではなく心(精神)の力が大切であり、重要であるといふことを伝へました。
 講座2では「論語を学ばう」を青木順子先生から学びました。今回は、論語の述而第七、雍也第六、八佾第三から心について思ひやりの心や努力する心、謙虚な心を持つことを教はりました。
 講座3では「そろばんを学ばう」を日本珠算連盟の森本睦子富山支部長から、姿勢を整へ、そろばんの持ち方や玉のはじき方、使ふ言葉などを学び、お金の両替と同じやうに「10」や「5」の作り方を教はりました。
 講座4では「きれいな字を書かう」を轡田雅彦権禰宜から学びました。各自の名前が短冊の大きさに清書された手本を参考に、バランスなどに注意して書くことを教はり、短冊に清書いたしました。
 昼食では、各自家庭で作つていただいた弁当を、本居宣長の詠まれた食前食後感謝の唱へ言葉を唱へていただきました。
 午後からは体験講座として、日本ネイチャーゲーム協会の萩原裕美先生からネイチャーゲームを楽しみました。ネイチャーゲームは様々な感覚を通して自然を感じ、心と体で直接自然を体験することによつて自然と自分が一体となつてゐることに氣付くゲームであり、境内様々な場所へ移動して、フィールドパターン・自然の紋などのゲームを行ひ、自然の中にある様々な形や美しさを見つけて、色々なことを学びました。
 終はりに修了証をいただき、夏の廣德塾が終了しました。
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夏越の大祓のご報告(平成28年7月28日)

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 6月30日午後3時より、崇敬会員、崇敬者の皆様と共に夏越の大祓を齋行しました。
 はじめに大祓詞(おほはらへのことば)を奏上、次に綿・麻を八針(やはり)に切りさく儀式を行ひ、次に宮司に習つて各自で切麻(きりぬさ)にて祓ひをし、人形(ひとがた)に息を大きく3回吹きかけて罪穢れを託し、更に大麻(おおぬさ)にてお祓ひを受けた後、茅の輪くぐりの神事を行ひました。そして流棄所役の神主が罪穢れを託した人形などの祓つ物を神通川へ流してゐる間に、宮司が大祓の説明を兼ねて挨拶を申上げ、終はりに宮司に合せて神前に拜禮いたしました。
 拜禮後、疫病除けと伝へられる茅で奉製された「茅の輪守」を一家族づつにお頒ち申上げ、一同清らかな心となつて夏越の大祓が終了しました。 
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境内での「ポケモンGO」等についてのお願ひ(平成28年7月26日)

  お願ひ

参拜者の安全のため、またご迷惑となりますので、神社境内では、スマートフォン用アプリ「ポケモンGO」等はしないでください。
御理解御協力のほど、宜しくお願ひ申上げます。

七月祭典行事案内(平成28年6月28日)

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「廣德塾」 ネイチャーゲームの様子

七月行事案内

  1日(金) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  3日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時 みおや祭
 15日(金) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前9時  みおや祭
        午前10時 永代祭
        午後3時  廣德館講座「古事記の朗読」
 18日(月・祝日)午前9時  第十四回「廣德塾」
 「論語(よみ)」・「そろばん」・「名前の清書(かき)」を学び、
「ネイチャーゲーム」で楽しまう!
        14時30分頃終了予定(昼食は弁当を持参ください)
  募集対象 小学生・中学生(どうぞ親子で参加ください)
  どなたでも参加できます。
  申込用紙はこちら
  を印刷して、ご記入の上076-421-6965へFAXしてください。
  ご不明な点がございましたら、076-421-6957まで問合せください。
  
万灯みたままつり
 8月1日(月) 午前11時

    午前9時     富山市少年相撲大会
   午前10時   伊佐雄志神社例大祭
   午前11時    万灯みたままつり並びに永代講大祭
   午後6時30分  御神楽の夕べ
             いでたちの舞
             みたまなごめの舞
             浦安の舞

西田地方校下長寿会連合会清掃奉仕のご報告(平成28年6月9日)

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 6月9日午前8時から西田地方校下長寿会連合会(西山傳昭会長)73名の皆様によります清掃奉仕活動が行はれました。
 当日は、小雨が降り続く中にもかかはりませず、清掃していただき、境内は隅々まできれいになりました。清掃奉仕終了後は、正式参拜を齋行いたしました。参拜後、西山会長は「昭和50年から続く40年に亙る大切な行事を今後とも大事にしてゆきたい」と挨拶されてをられました。
 御奉仕いただきました皆様、まことにありがたうございました。
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第3回奉納篝火狂言のご報告(平成28年6月3日)

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 5月22日(日)午後6時30分から人間国宝 野村萬様、九世 野村万蔵様、能村祐丞様はじめ萬(よろず)狂言一門の皆様によります、第3回奉納篝火(かがりび)狂言が行はれ、約350名の皆様が狂言を堪能いたしました。
 美しい伝統芸能を奉納いただくことで、富山県民広く御英靈とともに楽しんでいただくことが慰靈顕彰になるといふ宮司の思ひにより開催され、富山婦人謡曲会の皆様から素謡と仕舞の特別奉納を、また草月流 藹(あい)の会(代表 栂野惠秀)の皆様には迎へ花の特別奉納をいただき、花を添へていただきました。特に今回は、野村萬様、万蔵様、虎之介様の万蔵家三代揃つて「佐渡狐」を奉納される記念すべき開催となりました。
 はじめに、富山婦人謡曲会の皆様により素謡『松風』・仕舞のキリ『船弁慶』が奉納され、次に宮司が挨拶を申上げ、狂言の解説を野村万蔵様が行ひ、役者が扇子など僅かな道具で様々な物を演出したり、舞台の空間をいろいろ想像したりすることで、狂言がより楽しく観劇できるといふことなど、わかりやすく解説いただきました。次に清祓ひを行ひ、火入の儀で、火入の神事を行ひ篝火に火が灯され、狂言『骨皮』が始まりました。
 休憩をはさみ、狂言『佐渡狐』が万蔵家三代により奉納、上演後に野村萬様へ花束が贈呈され、原点に振り返り野外での上演が重要であるとお話しいただき、午後8時に終演となりました。
 大拜殿は、狂言者の演じる声や観衆の笑ひ声に包まれて、癒しやくつろぎの空間が醸し出してをりました。
 色々とご協力賜りました皆様方に厚く御礼申上げ、篝火狂言が富山の地に一つの伝統文化として根づいてゆく基となることを念じつつ、ご報告申上げます。
富山婦人謡曲会特別奉納
素謡『松風』                     仕舞 キリ『船弁慶』
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宮司挨拶
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野村万蔵様によります解説
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栂野恵秀・草月流 藹の会の皆様によります花の特別奉納  神事 火入の儀
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狂言『骨皮』
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狂言『佐渡狐』
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花束贈呈と野村萬様のご挨拶
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六月祭典行事案内(平成28年5月30日)

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夏越の大祓 平成27年6月30日

六月行事案内

  1日(水) 午前6時  富山南ライオンズクラブ清掃奉仕
        午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  5日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
       午前11時半 みおや祭
   9日(木) 午前9時  西田地方長寿会清掃奉仕
  11日(土) 午後3時  廣德館講座『近代史を学ぶ』(90分)
  15日(水) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前10時 永代祭
        午前11時 小飛会慰靈顕彰祭
 17日(金) 午後1時半 神通歌会
        午後3時  廣德館講座『古事記』(90分)
 23日(木) 沖縄の日
 30日(木) 午後3時  夏越の大祓(茅の輪神事)

三田村有純東京藝術大学教授講演会のご報告(平成28年5月25日 )

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 5月15日、月次祭竝に朝粥神事齋行後の午前8時より、「大和言葉にみる日本の心」と題して講師に三田村有純東京藝術大学教授をお迎へして特別講演会を開催致しました。
 この講演会は、東京藝術大学美術学部教授であり、江戸蒔絵赤塚派十代継承者、日本文化財漆協会常任理事など美術伝統工芸に深く携はり、特に後世のため次世代の若者に大和心を紡ぎ育ててをられる三田村先生から、大切にしなければならない日本の心を守り伝へてゆくことの重要性を、分かりやすく教へていただきました。先生は、普段使つてゐる言葉を日本古来の読み方にすることで先人が込めた思ひを読み解き、日本の心として伝へる大切さを訴え、現在は陶磁器が多い「飯茶碗(ちゃわん)」はかつて木製の「飯椀(めしまり)」だつたと指摘。命をいただくといふ心を込め、両手で器を包み込むやうに持つのが本来の作法であつたが、器が陶磁器に変はつたことで持ち方も変はり、日本の心が伝はらなくなつた」と話され、実際に熱湯を入れた陶磁器と木椀を持ち比べ、来場者一同納得してをりました。またご自身で作られ「雪・月・華」と名付けられた漆塗りの三つ組の盃を、神社に奉納していただきました。過去・現在・未来永劫の誓(うけ)ひが込められて作られた盃は、結婚式の「誓ひの盃の儀」に使はせていただきます。
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 特別講演に先立ち、毎月15日に齋行の月次祭に参列、特に祭典後に致してます朝粥神事は、34年前より始めて第410回目を迎へ、初めて石川県輪島市の高名秀人光氏が作られた漆塗りの「お椀」と、檜が素材の福井県若狭産の「祝ひ箸」を用ゐて、「わらび粥」をいただきました。崇敬会へ入会いただきますと、月次祭・朝粥神事へどなたでも参列できます。入会ご希望の方は社務所076-421-6957までご連絡ください。
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宇都隆史参議院議員講演会のご報告(平成28年5月24日 )

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 5月14日午後4時30分より、共有和楽塾(林不二男塾長)主催の公開例会が、崇敬会青年部「浦安会」・富山県青年防衛協力会が共催となり、「生まれ変わるならまた日本がいい」と題して、参議院議員宇都隆史氏と林塾長との対談が開催されました。
 宇都隆史議員は、航空自衛隊出身で前外務大臣政務官をされてをり、対談では、教育では教はらない占領時期の状況のことや、敵国でありながら日米安全保障条約を結ぶこととなつた理由など主権回復時の日本の状況を詳しく解説しつつ、日本の現状についてお話いただきました。特に専門分野である防衛については、国家予算の仕組みや他国の防衛費などを紹介されながら、安倍政権が進める政策を分かりやすく解説いただきました。会場には若い世代の方も来場されてをり、終盤では、限られた時間ではありましたが、国政や選挙の投票について、参加することがとても重要であることを十分に認識することができました。
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春季例大祭のご報告(平成28年5月5日端午の節句 )

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 4月25日(月)午前10時より春季例大祭が、爽やかな青空のもと、御遺族や崇敬会員をはじめ多数の富山縣民御参列のもとに齋行されました。
 齋員のご奉仕には、富山県神社庁の各支部・富山県神道青年会の神職の皆様に、雅楽を高岡市福岡町の洋遊会(上野慶夫会長)の皆様に、そして献饌の儀にて「鎭魂頌」(折口信夫作詞・信時潔作曲)の奉唱を富山交聲合唱団(黒坂康之会長)の皆様にご奉仕いただき、そして参向使として新田八朗崇敬総代会長様、また富山県知事代理様、大野久芳富山県議会議長様、田原政信富山県遺族会長様、松本正昭富山縣神社廳長様、水野仁士富山県町村議会議長会長様、矢後肇富山県議会副議長様、金厚有豊富山市議会副議長様をはじめ、県内の各宮司様、責任役員、総代、各市町村遺族会の皆様、多くの県議会議員・市議会議員の皆様、國会議員の代理様、各戦友会、各町内会、日本会議富山運営委員、自衛隊各協力団体の皆様が参列されました。
 先づ修祓、次に富山縣隊友会青年部「剱部」の山下英樹様、五十嵐元春様、中川豊様のご奉仕による國旗掲揚を行ひ、宮司以下齋員・参向使以下参列員が参進。そして同じく劔部の山下英樹様、名村典泰様、五十嵐元春様のご奉仕による國旗の入場の後、國歌を斉唱いたし、祭典が始まりました。祭典中には、昨年の天皇皇后両陛下富山県行幸啓の砌に富山交聲合唱団で指揮をされてます佐藤進様が謹作曲されました御製『雪となり』と秋篠宮殿下お歌『立山にて』を富山交聲合唱団の皆様に奉唱いただき、富山県詩吟剣舞連盟 剣士 水島尚道様・吟士 定塚天颷様による詩吟剣舞 伊藤博文作 吟題 『偶成』が奉納されました。祭典終了後、宮司より御礼の挨拶を申上げ、続いて参向使挨拶、知事、県議会議長の御挨拶の後、御参列の皆様方には祈祷殿までお進み、ろうそくを献灯してご参拜いただきました。
 伊佐雄志神社では、午前九時より春季祭を齋行、富山県知事代理様、富山県遺族会長様、田林修一富山市遺族会長様、昨日合祀されました御遺族の皆様をはじめ、富山県議会議員、富山市議会議員、御遺族、崇敬会員、自衛隊協力団体の各会長の皆様が参列されました。
 本年もたくさんの方々にご参拜を賜り、まことにありがたうございました。
『鎭魂頌』・御製『雪となり』・秋篠宮殿下お歌『立山にて』の解説はこちらをクリック

以下の写真は伊佐雄志神社春季祭
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以下の写真は春季例大祭
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伊佐雄志神社合祀祭のご報告(平成28年5月4日)

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 4月24日(日)午後7時より、三年ぶりに伊佐雄志神社の合祀祭を齋行いたしました。今回の合祀は、平成25年3月1日から平成28年2月29日までにご逝去されました、責任役員の稲垣忠一命をはじめ、神社の役員・崇敬会員・協力者の合せて40柱の御靈(みたま)が伊佐雄志神社へ合祀されました。
 合祀祭には、御遺族41名様をはじめ、田林修一責任役員、埜崎吉夫富山県隊友会長の御参列のもと、社名旗の所役に名村航海くん、松明の所役に浦安会の大野和幸様、髙田学様、怜人に洋遊会の青木直二様、松岡司様、松岡正樹様、御羽車(おはぐるま)の所役に富山県隊友会・隊友会青年部劔部それぞれの宮田春男様、田中正文様、山下英樹様、中澤慎太郎様、名村典泰様、五十嵐元春様、中川豊様、大野晃央様、後衛に浦安会の津野誠治様の皆様に御奉仕いただき齋行。
 当日は、風が穏やかに吹き少しだけ肌寒く、次第に緊張感も増して身が引き締まる中、祭典がはじまり、先づは大拜殿にて修祓、次に消燈、境内は淨暗となり、次に召立の御事、次に宮司が御靈を招魂祭場にて招魂いたし、次に伊佐雄志神社へ向けて遷御、本殿に入御申上げた後に点燈、献饌、宮司祝詞奏上、玉串拜禮では参列者全員が拜禮され、撤饌、宮司一拜、退下の後直会を行ひ、厳粛に執り行はれました。
 写真撮影はストロボ無しといふ難しい撮影でありましたが、大津浩平様に厳かな祭典をそのままに撮影していただきました。
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 皆様方のお蔭をもちまして、滞りなく齋行申上げることができました。まことにありがたうございました。

五月祭典行事案内(平成28年4月29日 昭和の日)

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第2回奉納篝火狂言の様子  平成27年5月24日開催 
 
五月行事案内

  1日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
 13日(金) 午後3時  廣德館講座「國史に仰ぐ御製」 講師 西川泰彦氏
                どなたでも参加できます
 14日(土) 午後4時半 共有和楽塾主催 特別公開例会
               参議院議員 宇都隆史氏・塾長 林不二男氏
               対談『生まれ変はるならまた日本がいい』
               会場 富山縣護國神社参集殿
               共催 崇敬会青年部「浦安会」
                  富山県青年防衛協力会
               どなたでも参加できます
               詳細はこちら

 15日(日) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  特別講演『大和言葉にみる日本の心』
               講師 東京藝術大学美術学部教授 三田村有純氏
               会場 富山縣護國神社参集殿
               どなたでも参加できます
               詳細はこちら

        午前9時  みおや祭
        午前10時 永代祭
 22日(日) 午後6時半 
人間国宝 野村萬 万蔵家三代 出演
第3回 富山縣護國神社 奉納篝火(かがりび)狂言

          主催 富山縣護國神社 奉納篝火狂言実行委員会
          後援 北日本新聞社 富山テレビ放送株式会社
          出演 野村萬 野村万蔵 野村虎之介 他萬狂言一門
        特別奉納 富山婦人謡曲会
           花 栂野恵秀・藹の会         
          番組 解説
             火入の儀
             『骨皮』   能村祐丞ほか
             『佐渡狐』 野村萬 野村万蔵 野村虎之介
         協賛券 二千円(高校生以下無料)社務所にございます
         問合せ 富山縣護國神社076-421-6957
        終演予定 午後8時頃
         チラシ表面はこちら
         チラシ裏面はこちら
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 27日(金)  海軍記念日
        午後1時  甲飛会靈霊顕彰祭
        午後1時半 海交会靈霊顕彰祭
        午後2時  雄飛会靈霊顕彰祭

富山県遺族会清掃奉仕のご報告(平成28年4月20日)

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 4月19日(火)、富山県遺族会女性部(舟田重美部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。春季例大祭を迎へるにあたり、田原政信富山県遺族会長をはじめ県内の全ての地区から77名の会員が、除草を中心に清掃の奉仕をしていただきました。途中、お喜びになられます御英靈の涙雨か、僅かではありましたが俄か雨が奉仕の皆様に降り注ぎました。作業終了後には正式参拜を齋行、御礼の言葉を宮司が申上げました。
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 お蔭をもちまして境内が清々しくなりました。ご奉仕いただきました皆様、まことにありがたうございました。
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 参拜終了後、次第に晴れてきた境内では、平成26年に崇敬会より記念植樹されました兼六園菊櫻が満開を迎へてをりました。
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隊友会清掃奉仕のご報告(平成28年4月20日)

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 春季例大祭に向けて、4月16日(土)午前7時30分より、隊友会富山支部(埜崎吉夫支部長)、富山県隊友会の10名の皆様により清掃奉仕が行はれました。
 境内の普段行き届かない場所や伊佐雄志神社周辺を、除草や草刈機での草刈りを中心に作業をしていただきました。作業終了後には、富山縣護國神社と伊佐雄志神社を正式参拜されました。
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 早朝よりご奉仕いただきました皆様に厚く御礼申上げます。ありがたうございました。

崇敬会総会のご報告(平成28年4月19日 )

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 例年よりも早く枝垂れ櫻が満開となりました4月13日、崇敬会総会が開催されました。総会に先立ち、午後2時より社殿にて英靈顕彰祭竝に会員隆昌祈願祭を齋行、伊佐雄志神社を正式参拜の後、参集殿にて総会が開催されました。
 総会では、はじめに平成27年度に逝去されました物故会員の御靈に対し黙祷を捧げ、田林副会長が挨拶を申上げ、次に宮司が謝辞を申上げました。そして田林副会長が議長となり協議を進行され、協議事項が審議可決されました。
 次に記念講演として、演題『教育勅語の真実』を日本政策研究センター代表の伊藤哲夫様を講師にお迎へして開催。明治10年代、日本の歴史習慣を無視し欧米化に邁進してゐた雰囲氣に危機感を抱かれた明治天皇様をはじめ地方官会議(県知事会議)の建議など教育勅語が求められた背景から始まり、井上毅が教育勅語の起草に携はることとなつた経緯と井上毅が重要とした点、そして教育勅語の誕生物語をわかり易く話していただきました。古事記に記されてゐる天皇が治める『しらす』と豪族が支配する『うしはく』の違ひが日本の國体の根本であり、明治天皇が國民とともに実践しやうといふ天皇陛下のお言葉であるといふことが重要性であるといふことがよく分かり、特に、教育勅語が求められた当時と同じ悪い状況にある現在の教育状況について、一同が氣付く機会となりました。
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 そして引き続き直会を開催。5月22日(日)の開催される第3回篝火狂言の宣伝を兼ねまして、萬狂言の鍋島憲様、清水宗治様による「盆山」が演じられ、直会に花を添へていただき、会員一同懇親を深めました。

夜櫻ライトアップを設置しました(平成28年4月4日 )

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表参道より第一鳥居を臨む
 夜櫻の照明を設置しました。約二週間、夕暮れより午後9時まで点灯いたします。多くの参拜者に美しい夜櫻を楽しんでいただきますれば幸甚に存じます。夜はまだ肌寒いので防寒着をお召いただきお越しください。
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第一鳥居正面より境内を臨む
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第一鳥居内側より境内を臨む
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手水舎前より大拜殿を臨む
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第三鳥居正面より境内を臨む
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華山亭より境内を臨む
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國旗と夜櫻
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境内南側より北側を臨む

御祈願の控室を改修しました(平成28年3月29日 )

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昨年平成27年10月25日に開催されました「全国豊かな海づくり大会」へ御臨席の砌、天皇皇后両陛下におかせられましては10月24日から26日まで富山縣へ行幸啓遊ばされました。富山縣護國神社では、天皇皇后両陛下富山縣行幸啓記念といたしまして、御祈願を受けられます参拜者の控室を改修し、お待ちの方が少しでも安らいで過ごせますやうに、天井、仕切り壁を岐阜縣産のヒノキで新しく作り、照明も新しいLED照明に取り替へました。
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控室は爽やかなヒノキの香りで満ちてをり、氣持ちがとても清々しくなります。

四月祭典行事案内(平成28年3月28日 )

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3月28日ソメイヨシノが咲き初めました

四月行事案内

 1日(金) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
       午前10時 永代祭
 3日(日) 午前5時  青空のみの市
       午前10時 永代祭・白鴎遺族会慰靈祭
 4日~ 10日間ほど夜櫻のライトアップを行ひます
        照明の時間は、午後9時までです  
13日(水) 午後2時  崇敬会総会
       午後3時  記念講演『教育勅語の真実』
        ~4時   講師 日本政策センター 代表 伊藤哲夫先生
           記念講演はどなたでも参加できます お誘ひお越しください
15日(金) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
       午前8時  月次釜
       午前9時  みおや祭
       午前10時 永代祭
19日(火) 午前9時  富山県遺族会婦人部清掃奉仕
24日(日) 午後4時  宵宮祭
       午後7時  合祀祭
25日(月) 午前9時  伊佐雄志神社春季祭
       午前10時 春季例大祭
 我が日本國を護るため尊い命を捧げられた二万八千六百八十二柱のご英靈に
 こころから感謝のまことをささげませう
 どなたでも気軽におまゐりください
29日(金) 午前9時  昭和祭

第十五回「廣德塾」のご報告(平成28年3月27日 )

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 境内のハチスカ櫻、宮司命名の靖國櫻が満開になりました3月21日午前9時より、第十五回「廣德塾」を開催いたしました。
 はじめに手水の儀を行ひ参進、社殿に移動して学業成就祈願祭を齋行。次に参集殿に移動して講座1として宮司が平泉澄先生が書かれた『少年日本史』を基に正しい歴史を学ぶことの大切さを伝へました。
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 次に講座2「論語を学ばう」を青木順子先生から学びました。今回は、(里仁第四)から思ひやりの心をもつて尽くすことの大切さや努力しても結果が報はれない時に結果だけを憂ふのではなく、なぜ報はれなかつたか、自分の弱点をしることの大切さを、そして(子張第十九)から何かで立派に成し遂げた人は、先づ自分を鍛へ自分を磨かなければ本物の人物にはなれない、といふことなどを学びました。
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 次に講座3紙芝居で「富山の民話を学ばう」では、富山市八町の佐伯喜美子様が作られた『佐々成政 立山のさらさら越え』を前馬千尋巫女が聞かせ、山岳会所属の経験がある富山論語を楽しむ会の小林会長が、さらさら越えの情景を話されました。
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 次に講座4「歌を唄はう」では、『春の小川』『立山の御歌』を前馬千尋巫女が歌詞の変遷などを解説、特に『春の小川』は、文語体であつた歌詞を紹介し、「春の小川はさらさら流る」から「春の小川はさらさらいくよ」に変へられたことについて、天皇陛下が皇太子殿下であらせられた時に「川がいくといふのはおかしいのでは」と話されたエピソードなどを紹介し、高野辰之氏が作詞された文語体の美しい歌詞で一同奉唱いたしました。
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 終はりに宮司が訓示し、修了証が手渡されました。
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沖縄慰靈祭鹿児島知覧研修旅行に参加して③(平成28年3月25日 )

鹿屋航空基地・資料館
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 鹿児島県鹿屋市には旧海軍航空基地があり、特攻作戰の基地として使用され、多くの尊い命が飛び立たれ、鹿屋航空基地から908名、近くの串良航空基地から363名が飛び立ち散華されました。現在は海上自衛隊鹿屋航空基地となつてをります。
 平成23年4月2日、基地近くの小塚公園にある日本海軍鹿屋基地戦歿者慰靈塔で裏千家鵬雲斎千玄室大宗匠が慰靈献茶式を奉仕、海軍飛行科予備学生第十四期生として親しくされてゐました森丘哲四郎少尉(下新川郡桜井町出身・現黒部市・昭和20年4月29日戰死、東京農業大学校から学徒出陣)愛用の御茶碗でお点前されました。森丘少尉は「千ちゃん俺は生きて還つたらお茶の稽古をしたい。よろしくたのむよ」と千大宗匠に話されてをり、館内展示資料の中に、御遺族が寄贈したその御茶碗が展示してあります。ラグビー選手であつた森丘少尉の御茶碗は、ラグビーボールに似た形で作られ、戰闘機の絵が描かれてをり、「戰斗機碗(せんとうきわん)」と名付けられました。
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資料館入口内部と「公益財団法人特攻隊戦没者慰霊顕彰会」編集・発行の『海軍特別攻撃隊 第5七生隊 森丘哲四郎 手記』
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森丘哲四郎命
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慰靈献茶式で千大宗匠がお点前された御茶碗「戦斗機碗」
いづれも『海軍特別攻撃隊 第5七生隊 森丘哲四郎 手記』より掲載

知覧特攻平和会館  
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 鹿児島県知覧町(現南九州市知覧町)からは、本土最南端の陸軍航空基地として多くの若い方々が特攻隊員となつて飛び立ち、散華されました。富山縣からも13名の隊員が特攻戰死されてをります。特攻戰死された隊員の当時の真の姿、遺品、記録を後世に伝へるため、全国各地の御遺族や関係者から寄せられた資料の収集、保存、展示に努められ、会館の展示設備は年々充実されてをり、全国各地からとても多くの方が会館を訪れてをります。
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復元された三角兵舎前に立つ砺波市庄川町の水本一太郎氏が寄贈された庄覧平和観音
 隊員のエピソードなどを紹介する音声ガイド案内では、早稲田大学から学徒出陣されました富山市鹿島町出身の枝幹二命が黒拍子の手帖に書かれました最後の文章とともに紹介されてゐます。また、陸軍少年飛行兵となつた時点から一日一首を修養の資として、和歌783首、俳句17句、詩文9編におよぶ遺集「歌集(うたにつき)」を残され、艦種不詳六隻を炎上せしむる戰果を挙げ特攻戰死された、南砺市才川七出身の髙田豊志命の紹介も詳しく展示されてゐます。
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枝幹二命
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髙田豊志命
いづれも當社「遺芳館」展示写真より掲載

沖縄慰靈祭鹿児島知覧研修旅行に参加して②(平成28年3月22日 )

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慶良間(キラマ)チージ(シュガーローフ)(安里五十二高地)
現在は丘の頂上に安里配水池のタンクがあります
 米国第六海兵師団を十日間釘付けにした標高五十二mの小高い丘。
 上陸した米軍から見ると那覇市街の入口に位置し、第三十二軍司令部(司令官牛島満中将)が置かれてゐる首里から西へ一、五キロに位置するこの丘こそ沖縄戰における天王山であり、米兵から『地獄のシュガーローフ』と形容された場所であります。この地の守備を担当したのが独立混成第十五連隊(佐倉・甲府・東京・松本・富山・金沢・仙台・会津若松の各地から本部・中隊ごとに編成して編入された)を基幹とする部隊でありました。
 ここでの作戰を指揮した米軍第六師団の師団長シェファード少将は後に、「一見何のへんてつもなく、地図にも載つてない小さな丘で、これが師団を十日間も釘付けにした恐るべき高地には到底見えなかつた」とし、「この作戰こそ、最も困難な戰ひであつた」と供述してゐます。
 昭和二十年五月十二日、同高地に対する米軍の攻撃が開始されるが、守備隊の必死の敢闘により米軍を撃退、以後激しい攻防が繰り返され、多い日には七、八回も丘の占領者が変はつたと云はれます。我が軍の連日連夜の敢闘により、米軍には2662名の戰死傷者と1289名の精神異常者が発生したと云はれてをります。日本側の損害については、この戰闘に限つた統計がないため明らかではございませんが、富山縣の出身者は二百名弱の方々が戰死されてをります。
 現在この地は那覇市水道局の管理地となり頂上には水道タンクがあり、付近にはおもろまちの駅が出来て商業施設などが作られ、ここが沖縄戰における激戰の地であつたことを知る人は少ない。しかしながら、圧倒的に上回る戰力の米軍に対し、食糧・弾薬・医薬品といつた戰闘に必要な物は早々に枯渇しながらも、その米軍の戰力をも上回る精神力と決死の銃剣突撃により、米兵達を戰慄させた日本軍将兵たちの悲壮な姿を思ふと、多くの御英靈が尊き命を捧げられたこの場所のことも、強く記憶にとどめなければならないのであります。
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安里貯水池より首里城方面を望む
中央の大きな屋根が首里城で、その地下に第三十二軍司令部の壕がありました。
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第三十二軍司令部壕跡(首里城)
首里城守礼門を進み円鑑池へ下りる階段下左側にあります

沖縄慰靈祭鹿児島知覧研修旅行に参加して①(平成28年3月17日 )

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 二月二十二日から二十五日にかけて開催された神政連富山県本部主催の「終戰七十周年記念沖縄慰靈祭・鹿児島知覧研修旅行」に、當神社より禰宜、大峯・二宮両権禰宜の三名が参加し、國のために散華された御英靈をはじめ、沖縄戰で亡くなられた多くのみたまに対し、慰靈のまことを捧げました。
 この慰靈研修旅行では、沖縄縣の摩文仁の丘にある富山縣の慰靈塔「立山の塔」にて慰靈祭を齋行、激戰地となつた沖縄本島南部方面を當時の戰況を振り返りつつ戰跡を辿り、鹿児島縣では、海軍・陸軍の特攻基地となつた鹿屋航空基地資料館・知覧特攻平和会館を拝観、富山縣出身の御英靈と関はり深い話にふれつつ、御英靈に感謝と慰靈顕彰の祈りを捧げ奉り、そして沖縄縣護國神社・鹿児島縣護國神社をはじめ六社の神社へ参拜しました。
 どこの場所でも感慨深く涙が渇くことがないのでありましたが、先づはじめに「白梅学徒看護隊(白梅隊)」と富山県西砺波郡石動町(現小矢部市)出身の安井二郎少佐(陸軍軍医中佐・六月二十二日戰死)のことについて申上げます。
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『白梅 沖縄県立第二高等女学校看護隊の記録』(白梅同窓会編集)から掲載
 「白梅学徒看護隊」とは、昭和二十年三月六日から六月四日まで、学徒勤労動員令によつて第二十四師団第一野戰病院(符号・山三四八六安井隊)の従軍補助看護婦となりました、沖縄県立第二高等女学校の四年生、五十六名編成の学徒隊のことであり、従軍先の病院長(隊長)が安井二郎軍医少佐で、安井隊の部隊は富山県出身者五十名を含む百八十六名で編成されてをりました。平成十二年五月一日に刊行された『白梅 沖縄県立第二高等女学校看護隊の記録』(白梅同窓会編集)によれば、山第一野戰病院本部は東風平(こちんだ)村(現在の東風平町)の八重瀬岳中腹にありましたが、戰況の悪化により六月四日、高嶺村(現在の糸満市)国吉への撤退を決行。安井隊長は、威厳のある静かな口調で、「戰局はもはや病院管理ができる状態ではない。米軍は二~三日後にはここまで来る。これより衛生兵はもちろん、動ける患者全ての者が戰闘員となつて敵陣に突入する。学徒隊は今日までよく働いてくれた。自分は今、国家に代つて礼を言ふ。」と学徒看護隊員に解散命令を下し、「最後まで一緒に戰はせて下さい」との訴へも軍命が覆ることはなく、患者の兵隊を原隊へ戻す最後の任務を務めてから壕を脱出。山第一野戰病院は国吉の通称ウテル原に撤退。後日国吉付近を逃げ惑つてゐた白梅隊員十六名が再び迎へられて勤務に就きましたが、六月二十一日から二十二日にかけて、国吉台地は米軍の猛攻撃に曝され山第一野戰病院は壊滅。「第二十四師団第一野戰病院行動表」には「六月二十二日・部隊長以下玉砕」と記されてゐます。
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昭和20年6月4日までの野戦病院本部壕跡(八重瀬岳中腹)
 戰争が終つて二年後の昭和二十二年一月、国吉の丘に、白梅関係者を祀る小さな「碑」が建てられ、第一回慰靈祭が齋行されました。その後昭和二十六年に山第一野戰病院の国吉の壕跡が確認され、現在の地に「白梅の塔」が建立されましたが、平成四年に建て替へられ、六月二十三日に「白梅の塔」新塔と納骨所の除幕式が第四十六回慰靈祭に合せて執り行はれてをります。
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「白梅の塔」と野戦病院壕跡(糸満市国吉)
 當神社の三名は、安井二郎病院長以下、多くの白梅隊員も玉砕された場所に建つ「白梅の塔」にて、宮司の和歌『白梅の香りをきけば沖縄の第二高女の子等を偲びぬ』を禰宜が献詠し、一同で黙祷、静かにみたまをお慰め申上げ、重ねて勲(いさをし)を謹んで顕彰申上げました。
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三月祭典行事案内(平成28年2月28日 )

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紅梅(年末から咲いてます)       白梅
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枝垂れ紅梅               薩摩紅梅
三月行事案内
  1日(火) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  6日(日) 午前6時  青空のみの市
        午前10時 永代祭 
 10日(木) 陸軍記念日
 11日(金) 東日本大震災の日
 12日(土) 午後2時 廣德館講座「近代史を学ぶ~歴史の見方~」
              講師 竹田 達矢氏
 15日(火) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
        午前8時 月次釜
        午前9時 みおや祭
        午前10時 永代祭
 18日(金) 午後3時 廣德館講座「古事記の朗読」
              講師 岸本 弘氏
 20日(日) 午前9時 春季皇靈殿遙拜式
 21日(月・祝日)午前9時 第十五回「廣德塾」
   日本の伝統文化を大切にし、自然の恵みや祖先の恩に感謝する心を養ひます
  講座内容 「宮司講話」
       「論語を学ばう」
       「紙芝居で富山の民話を学ばう」 『佐々成政 立山のさらさら越え』
       「歌を唄はう」 『春の小川』『立山の御歌』
  募集対象 小学生・中学生(どうぞ親子で参加ください)
  詳細・申込用紙はこちらを印刷して、ご記入の上076-421-6965へFAXしてください。
  ご不明な点がございましたら、076-421-6957まで問合せください。

坂本注連縄奉賛会 大注連縄御奉納のご報告(平成28年2月27日)

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 2月15日(月)、大沢野の坂本注連縄奉賛会(森正弘会長)13名の皆様が新しい大注連縄を御奉納、取替への作業が行はれました。今回の御奉納は、昭和63年3月12日の第一回目より30回目を迎へました。
 昨日までは2月とは思へないほど暖かかつたのですが、今朝からは急に厳しい寒さが戻り、凍えるくらいの環境となりましたが、作業は約40分かけて行はれ、本殿の大注連縄よりさらに大きな大注連縄が向拜に新たに取付けられました。作業後は祈祷殿へ移動して正式参拜を齋行、無事に奉納が終了いたしました。
 坂本注連縄奉賛会の皆様が心を込めて作られました大注連縄の藁の香りは、社殿をより一層神々しく包んでをります。
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紀元祭のご報告(平成28年2月21日)

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 紀元2676年 平成28年2月11日、日本の建國をお祝ひ申上げますこの日は、清々しく晴れ渡る最高の日和となり、午前10時より紀元祭を齋行いたしました。
 祭典では、宮司祝詞奏上の後、神武天皇を齋祀る橿原神宮・宮崎神宮を遙拜、國歌斉唱、次に昭和天皇様が昭和8年にお詠みになられました御製「天地(あめつち)の神にぞいのる朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」に多忠朝氏が謹作曲振付され、紀元2600年を奉祝して昭和15年11月10日全国の神社で一斉に舞はれました「浦安の舞」を巫女が奉奏、富山県詩吟剣舞連盟 吟士 藤田 神米(ふじた しんまい)様・剣士 定塚 天颷(じょうづか てんぴょう)様には、吟題「敷島の」本居宣長作の詩吟剣舞を奉納いただき、そして田林修一崇敬総代会副会長、田畑裕明衆議院議員、水野仁士富山県町村議会議長会長、村上和久日本会議富山地方議員連盟幹事長をはじめ各責任役員・総代が玉串を奉りて拜禮、参列者がそれぞれの代表者に合せて拜禮し、一同「紀元節」の奉祝歌を声高らかに奉唱、最後に宮司の首唱にて聖寿の萬歳をいたしました。
 参列者一同、神武天皇が御即位された國の肇めをお祝ひ申上げ、先人の努力に感謝し、皇室の彌榮(いやさか)と我國の安寧を祈念申上げました。
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 祭典後には、紀元節特別廣德館講座を「國史に仰ぐ御製」と題して西川泰彦講師から、神武天皇様の御製、大正天皇様の「神武天皇祭日拜鳥見山祭靈畤圖(じんむてんわうさいのひ、とみのやまにまつりのにはをまつるのずをはいす)」貞明皇后様の「拜鳥見山祭靈畤圖」の御製詩、御詩の解説を詳しく話していただき、あらためて我國の風土や歴史の重さを再認識いたしました。

節分祭のご報告(平成28年2月19日)

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 2月7日(日)午前11時、節分祭を齋行いたしました。
 祭典は、献饌の儀で、魔除けとして使はれる「やいかがし(柊に焼いた鰯の頭を刺したもの)」をお供へし、次に宮司が祝詞を奏上、その後宮司が清々しく立春を迎へるための「鳴弦(めいげん)の儀」を執り行ひ、諸々の邪氣を祓ひました。祭典終了後の豆打ち式では、宮司をはじめ、田林修一崇敬総代副会長、田原政信富山県遺族会長、野上浩太郎参議院議員、水野仁士富山県町村議会議員会長、高田順一崇敬会副会長、年男・年女の方々が「鬼は外、福は内」と福豆を撒き、参列された約300名の皆様方の病氣や弱氣など様々な邪氣(鬼)を祓ひつつ、福をお頒かちいたしました。撒かれた福豆の中には、のみの市実行委員会のご好意によりたくさんの景品が配られ、境内には笑顔が溢れてをりました。
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雲雀ケ丘保育所「鬼行列」のご報告(平成28年2月4日・立春)

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 2月3日節分の日の午前10時半、雲雀ケ丘保育所の鬼行列が、先生や父兄、ボランティアの方々と共に訪れ、節分祭を齋行いたしました。はじめにお祓ひをいたし祝詞を奏上、立春を迎へるにあたり様々な邪氣を祓ふ「鳴弦の儀」を受けた後、玉串を奉りて拜禮。そして「豆打ちの儀」では、萩中所長と年女の先生たちから福豆を撒いてもらひ、可愛らしい鬼に扮した園児たちは、真剣に福豆拾ひ集めて福をいただいてをりました。皆様の無病息災・交通安全を謹んでご祈念申上げます。
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 その後、一部の鬼は福の神に変身して、一同は富山逓信病院へと進んで行きました。

二月祭典行事案内(平成28年1月30日 )

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平成27年節分祭 豆打ちの儀
二月行事案内

  1日(月)  午前9時 伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  3日(水)午前10時半 雲雀ヶ丘保育所「鬼行列」
  7日(日) 北方領土の日
         午前6時 青空のみの市 
        午前10時 永代祭
        午前11時 節分祭
        鳴弦(めいげん)の儀、豆打ちの儀を行ひます
         また、豆打ちの儀にて福をおわけしてくださる申年生まれの
         年男・年女の方を募集してます
          昭和7年・昭和19年・昭和31年・昭和43年
          昭和55年・平成4年・平成16年
 11日(水) 午前10時 紀元祭
        午前11時 廣德館講座「國史に仰ぐ御製」 講師 西川泰彦氏
               どなたでも参加できます。会費はございません。
 15日(月)  午前7時 月次祭(朝粥神事)
         午前8時 月次釜
         午前9時 みおや祭
        午前10時 永代祭
 17日(水)  午前9時 祈年祭
 22日(月) 竹島の日

平成二十八年初詣のご報告(平成28年1月18日)

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 新年おめでたうございます。
 皇紀二千六百七十六年、平成二十八年(丙申)が良い年でありますやう、皇室の彌榮と國家の安寧、そして皆様方の益々の御健勝御繁榮をご祈念申上げ、様々な災害で被災されました方々の一日も早い復興を重ねてお祈り申上げます。
 先月の平均氣温が観測史上最高を記録し全く雪のない状態で新年を迎へ、本年はとても穏やかな中の初詣となりました。大晦日の午後3時の大祓式は約120名の皆様に参列いただき、そして歳旦祭は、田林責任役員、竹田・島田各総代をはじめ、崇敬会員、浦安会員、富山竹田研究会の方々のご参列のもと齋行され、平成二十八年がはじまりました。
 元日は、立山連峰をきれいに仰ぐことができるありがたい快晴の日和で、例年よりも多くの皆様に参拜いただきました。二日、三日も穏やかな天氣で、たくさんの方々にお参りいただきました。
 昨年は、畏くも天皇陛下より特別な思召しを以て二度も幣帛料・幣饌料を賜り、奉幣大祭を齋行することができました。また、立山の室堂には、秋篠宮殿下が平成25年歌会始にてお詠みになられました「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」のお歌碑も建立され、大変素晴らしい年でありました。
 本年、世界の情勢は予断を許さない状況も見受けられますが、年のはじめの氣候の如く皆様にとりまして穏やかな年となりますやうご祈念申上げます。
 また年末年始の諸行事も近隣の地域や県内の様々な皆様方のご協力により、滞りなく執り行ふことができました。ここに謹んで御禮申上げます。
 遅くなりましたが、初詣の写真を掲載いたします。
元旦
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2日
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3日
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富山縣護國神社
富山県富山市磯部町1-1 TEL:076-421-6957 FAX:076-421-6965

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