富山縣護國神社
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第21回廣德塾のご報告(令和元年8月9日)

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 年に二回春と夏に未就学児から小中学生を対象に開催してゐる勉強会、「廣德塾」を7月21日に開催致しました。年少から小学六年生まで19名の塾生と6名の父兄の皆様が参加しました。「廣德塾」は、旧富山藩第六代藩主前田利與(としとも)公が創設した藩校「廣德館」より命名。
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 はじめに手水の儀を行ひ社殿にて正式参拜を齋行、参集殿に移動し、講座1「宮司講話」より勉強の時間が始まりました。宮司は今回開催される22回目の廣德館講座は、元号が令和となつて、はじめての講座になることにふれ、元号が変はるといふことは、天皇陛下が御即位遊ばされたことであり、また、元号は一世一元であることが法律でしつかりと定められてゐるといふことを塾生に説明。そして、御代が令和となり、新しい時代に変わつた今こそ、もう一度日本の文化を顧みること、さらに長く藩校で教へられてきた読み・書き・そろばんを学ぶことの重要性を力説しました。
 講座2「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会代表の青木順子先生から学び、學而第一を素読した後、令和の「和」と同じ部首である「のぎへん」のつく漢字を塾生がホワイトボードいつぱいに書き出し、その漢字の由来や意味をみんなで考へ、そして先生から教はりました。
 講座3「そろばんを学ばう」では、日本珠算連盟富山支部長の森本睦子先生より教はり、各そろばん教室の先生方も付き添ひながら、姿勢を整へ基礎を習ひ、足し算や引き算をして学びました。
 次に体験講座1「おいしいお米でご飯を炊かう」では、境内にて、350mlの空き缶を使用して皆でご飯を炊く予定でございましたが、突然の強風でお米を炊く際の火力が増大し、次々とお米の入つた缶が倒れてしまふという予期せぬ事態に。缶の中にあるお米をとりだし、急遽社務所の炊飯釜でお米を炊くことになりました。お米が炊けるまでは、境内を使ひ、かくれんぼや鬼ごつこをして遊びました。
 昼食と合せて行ふ体験講座2では、空き缶を使つて炊いたご飯で、おにぎりを作る予定でしたが、今回は炊飯釜で炊いたご飯を使ひました。少し残念な気持ちもございましたが、体をいつぱい動かした後に、広い境内で友達と食べるおにぎりは、やはり格別で、皆でおいしく昼食をいただきました。
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 午後より廣德塾講座4「歌(唱歌)を歌はう」では坂口美里先生より、文部省唱歌の「海」の歌詞の意味を一節一節丁寧に教はり、そしてみんなで心をこめて合唱しました。
 体験講座3「外で遊ばう」では、まずは大拜殿でしめ縄つくりに挑戦しました。どの塾生もはじめての挑戦に悪戦苦闘をしてゐる様子でしたが、さすがに皆さんのみこみも早く、コツを掴めばあつといふ間にいくつも出来上がつていきました。作つたしめ縄を、おみやげに持ち帰ると楽しそうに話してゐた姿が印象的でした。
 そのあとは、神主も交じつてしつぽ取り鬼ごつこを致しました。広い境内をめい一杯に使ひ、息を切らしながらも、しつぽを取られないやう力一杯に走り回りました。
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 終了式では、宮司より修了証をいただき、廣德塾が無事終了しました。この日はまるで梅雨があけたやうな快晴、猛暑日となり、境内には子供たちの楽しい声が響き渡つてをりました。


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