富山縣護國神社
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第二十三回廣徳塾のご報告(令和2年4月2日)

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 3月25日、第23回廣德塾を開催、15名の受講生が参加しました。
 始めに手水の儀を行ひ、学業成就祈願祭を齋行、そして参集殿に移動して、講座①の「宮司講話」にて開講致しました。
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 宮司は、平成十二年から実施してゐる、当神社の行事である「元服立山登拜」が令和元年の開催で、記念すべき第二十回を迎へられたことにふれ、越中男子は十歳余りになると立山に登拜して晴れて少年から青年へと認められるといふ、富山の伝統文化があることを話し、子どもから大人へと成長していく大切な時期に立山に登り、自然への畏れや感謝の心を体得する大切さを教へました。そして、今年は大東亜戰争終戦から75年を迎へる年になることも話し、今のやうな平和なくらしがあるのは、國を護つて下さつたご先祖さまのおかげであり、日々、感謝の心をもつて過ごしてほしいと子どもたちに語りました。
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 次に講座②の「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会の青木順子先生が、「衛靈公第十五」、また、「見ざる、言はざる、聞かざる」の出典である「顔淵第十二」、「為政第二」を中心に論語を解説し、一番大切なことや本当の目的は何かを考へて行動すること、仁の行ひ、すなはち正しい行ひを今のうちにしつかりと身体に染み付けてをくこと、そして、自分のことを母国語でしつかりと相手に伝へる心を確立することの大切さを教へました。また、新型コロナウィルス感染予防のために、青木先生が一つ一つ手作りで作成したマスクを子どもたちみんなにプレゼントされました。
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 講座③「そろばんを学ばう」では、日本珠算連盟富山支部長の森本睦子先生、星野靖子先生から、そろばんの基礎を、チューリップやたまごの模型を用ゐてわかり易く教へていただき、実際にそろばんをはじいて計算しました。
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 廣徳塾体験講座の「狂言」では、狂言師 能村祐丞師事 清水宗治氏より、狂言の基本である姿勢や座り方、聲の出し方、歩き方などを学びました。
 そして、教へていただいた基本をもとに、子どもたちは「身どもは〇〇でござる」「わらはは〇〇でおりゃる」と一人づつ狂言流で自己紹介を行ひました。また、扇を使つて、狂言「附子」の一齣を二人一組になり実際に演じ、「仰げ仰げ!」「仰ぐぞ仰ぐぞ!」と、子どもたちの大きな聲と笑ひ聲が響き渡つてゐました。
 最後は、宮司が一人一人に修了証を渡し、無事に閉講となりました。ご協力いただきました先生方、またご父兄の皆様には篤くお礼申上げます。
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