富山縣護國神社
遺芳録 新着情報 護國神社 ご祈願 境内のご案内 アクセス リンク トップへ戻る
新着情報
第二回 箸の日 感謝のまつりのご報告(令和2年8月9日)

02080801.jpg
 8月4日(はしの日)に「第二回 箸の日 感謝のまつり」を斎行致しました。
 ユネスコ無形文化遺産に登録された和食・日本の食文化に代表される箸は、太古の時代より神器として親しまれ、日本人の魂として使ひ続けられてきました。
 當神社では、より一層、このやうな日本の伝統文化を顧み、次世代へと継承してゆくため、令和の御代となつた昨年より、「箸の日 感謝のまつり」を開催してゐます。本年も、富山県調理師会会長の今庄智幸様に箸の日感謝のまつり実行委員長にご就任いただき、富山県調理師会員の皆様のご協力のもと、滞りなく第二回目を開催することができました。
 当日は、箸の日感謝のまつり実行委員長 一般社団法人 富山県調理師会会長の今庄智幸様、また富山県調理師会員の皆様、神社役員、崇敬会員の皆様が、使ひ古したお箸、先の傷んだお箸などを持ち寄り、ご参列いただきました。
 祭典では、箸渡しの儀を行ひ、境内のそよごの木や、南天の木を用ゐて作つた神人共食を意味する両口箸を今庄会長様、田林崇敬総代副会長様がそれぞれ宮司に手渡し、宮司が御神前にお供へ致しました。
 次に宮司が祝詞を奏上、そして御神前に並べられた古い箸をお祓ひし、参列者一人一人が玉串を奉りて拝礼致しました。
02080802.jpg02080803.jpg
02080804.jpg02080805.jpg
02080806.jpg02080807.jpg
02080808.jpg
02080809.jpg02080810.jpg
02080811.jpg02080812.jpg
02080813.jpg02080814.jpg
02080815.jpg02080816.jpg

 お焚き上げの儀では、お供へした両口箸を天に向けて篝火台に立てた後、火入れを行ひ、参列者一人一人が、日頃使つてゐる箸に感謝し、お焚き上げを致しました。
02080817.jpg
02080818.jpg02080819.jpg
02080820.jpg02080821.jpg
02080822.jpg02080823.jpg
02080824.jpg02080825.jpg
 また、当日は富山テレビの取材がございました。記者のインタビューで、今庄会長は「食に携はる者として大変ありがたい行事だと思ひ、感謝致してをります。日本食のすばらしいことをあらためて考へる機会として、これからも毎年続けられたら良いと思つてゐます。」と答へ、参列者の一人は「毎日使つてゐる箸に『ありがたうございました』といふ気持ちが込められて良かつたと思ひます。」と答へてゐました。取材をしていただくことにより、より多くの県民の皆様に「箸の日 感謝のまつり」を知つていただくきつかけとなりました。ありがたうございました。
 これからも8月4日(はしの日)に行ふ「箸の日感謝のまつり」を通して、私たちは日々、生き物の命をいただいて生きているといふことに感謝をし、またその命を運ぶ箸にも感謝をするといふ、日本の文化・心を呼び覚ますきつかけとなることを願つてをります。ご協力いただきました富山県調理師会の今庄会長様をはじめ、会員の皆様、そしてご参列いただきました皆様には篤くお礼申上げます。

富山縣護國神社
富山県富山市磯部町1-1 TEL:076-421-6957 FAX:076-421-6965

copyright © 2007 toyama-gokokujinjya all rights reserved.