富山縣護國神社
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特攻戰死慰靈大祭のご報告(令和3年7月14日 )

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6月23日(水)、沖縄慰靈の日に、特攻戰死慰靈大祭を斎行申上げました。特攻戰死慰靈大祭は、故郷を守らうと命を懸けて戰つた特攻隊員の御靈(みたま)を慰靈し、その崇高な精神を次の世代にも伝へてゆかなければならないといふ宮司の強い思ひで、令和元年より斎行申上げてをります。当日は、特攻戰死された御靈をより近くで感じることができるやう、旧海軍甲種飛行予科練習生をたたへる「甲飛の碑」と旧陸軍少年飛行兵を慰靈顕彰する「つばさの塔」の前で斎行。御遺族や神社総代・崇敬会員らが参列し、當神社にお祀りされてゐる、特攻で散華された隊員70柱の御靈を慰靈申上げました。
 祭典では、宮司が御靈を慰靈顕彰申上げる祝詞を奏上し、特攻隊員70柱の御名を読み上げ、祝詞奏上後には、御神前にて「いでたちの舞」を奉奏しました。「いでたちの舞」は、昭和二十年五月十三日、飛行第二十戰隊陸軍伍長として台湾宜蘭基地を出撃、沖縄本島西海岸に群がる米艦船に体当たり、特攻戰死された高田豊志命が、「お母さま」にのこされた「夢にだに 忘れぬ母の 涙をば いだきて三途の 橋をわたらむ」といふ和歌に、平成七年の終戰五十周年に宮司が補作、牧田明子翁雅楽会長により、曲と舞が創作されたものであります。
 舞の奉奏後、参列者が玉串を奉りて拜礼、そして旧海軍甲種飛行予科練習生をたたへる「甲飛の碑」と旧陸軍少年飛行兵を慰靈顕彰する「つばさの塔」の前で一同黙祷を捧げました。
 祭典終了後、宮司は、時代が進んでも、國のために戰つた特攻隊員を日々慰靈し、その精神を次の世代へと伝へてゆくことが我々のつとめであり、決して忘れてはならないとご挨拶申上げました。
 御参列いただきました皆様には、篤くお礼申上げます。
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