富山縣護國神社
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第26回「廣德塾」のご報告

蝉時雨の中、7月22日に「第26回廣德塾」を開催しました。
今回は年長から小学校5年生まで7名の塾生と父兄合わせて9名が参加しました。
 塾生は何度か参加している内に作法も覚えた手水の儀を行ひ、社殿にて正式参拜を斎行、その後廣德塾、講座が始まりました。

 講座1「宮司講話」では、万葉集が越中國司として赴任してゐた大伴家持が中心となつて今から1300年前に編纂された、世界でも類をみない一大文藝であることを私どもは誇りに思ふのであり、家持が約5年間滞在してをられる間に沢山の越中に関はる和歌を残されてゐることに感謝するものです。令和といふ新しい元号も家持の父大伴旅人(たびと)が筑紫に赴任してゐた天平2年正月13日友を家にまねき歌会を催した折の「時に初春の令(よ)き月にして気よく風和(なご)み」の詞書(ことばがき)から採られたものであり、「筑紫サロン」「越中サロン」として文藝和歌を中心として興隆を極めたことを思ふと、一層万葉集の偉大なることを思ふのであります。 廣德塾終了の際に中西進先生の御本『中西進の万葉みらい塾』をさし上げたいと思ひますので知りたい個所から紐解いてみて下さいと宮司の講和が終はりました。

 講座2「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会の小林洋先生が、論語はどの様に編纂され、日本に伝はつたのか、孔子はどのやうな人物であつたかなどを説明。その後、「学而第一」を元気な声で素読し、学ぶことの大切さや自分で読み耳で聞く事、その意味を知る事、そして実践することで立派な人になれるといふことを伝へました。

 体験講座では、自然を様々な感覚で楽しむ「ネイチャーゲーム」を日本ネイチャーゲーム協会の萩原裕美先生より教はり、境内の木陰に移動し、木々の様々な特徴が書かれたカードを使ひ、その特徴に合ふ木を探す、フィールドビンゴを行ひました。
 また森の中にある夏色をさがしでは、自然を観察し、茄子紺や裏柳色やサンゴ色など日本の伝統色のついたカードを見本にして、枯葉や木の実や花の色など似た色をみんなで協力して探しながら楽しみました。
 最後に宮司より修了書と講話で紹介された『中西進の万葉みらい塾』が塾生に贈呈された。


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