富山縣護國神社
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第31回「廣德塾」のご報告(令和6年4月15日 )

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 天候は晴れ渡り、境内の蜂須賀桜が満開に咲き誇る中、第31回「廣德塾」を開催、社務所玄関にて手水の儀を行ひ、社殿に移動して学業成就祈願祭を斎行しました。今回は、中学校1年生から年少までの塾生8名と父兄4名を合はせ12名が参加しました。
 次に参集殿に移動して、講座1「宮司訓示」を受講。とやま論語を楽しむ会より寄贈された軸「克己復禮天下歸仁(こつきふくれいてんかきじん)」の読み方と意味を宮司が説明し、難しくて覚えられないかもしれないが、この言葉だけでも覚えてもらひ、先人が学び多きものだと論語を取り入れ、その教へが現在も大切に守り伝へられてゐる日本の素晴らしさに誇りをもつてほしいと、塾生に伝へました。
 講座2「論語を学ばう」のとやま論語を楽しむ会の青木先生の講義では、現在先生の居られる千葉県流山市とオンラインで繋ぎ、学而第一を素読の後、「耕して飢其の中にあり。学べば録其の中に在り」の意味、天災などで実りない時もある、しかし学んでゐれば自分の知識行動によつてどんな仕事にもつくことができますよ、と教はりました。そして、今回は一月一日の能登半島地震の天災にも触れ、お金や建物などは失ふ恐れがあるが、その中で失はないものは自身の知識・経験・心であり、この三つを大切に学ぶ事を怠らなければ、どんな困難にも心を乱さず人生を進むことができる、といふ大切なことを、塾生に伝へました。
 講座3「ネイチャーゲーム」では、富山県シェアリングネイチャー協会の萩原先生が講師となられ、境内で集めた葉・花・ドングリなどを見せて、同じものを塾生が境内から探し出すゲームなどを、チーム毎に楽しみ、身体を動かして五感研ぎ澄ませつつ、コミュニケーション能力を深めながら、気付かなかつた小さな自然を身体で感じました。
 講座4「唱歌を歌はう」では、富山県声楽家協会会員の坂口美里先生から『どこかで春が』の曲について学び、歌詞の意味や拍子が途中で変はることを習ひ、百年前に作曲された曲にも関はらず色褪せない良ひ曲であるといふことを教はりました。途中境内から雲雀の声が聞こえる一時もあり、春の喜びを感じながら大きな声で合唱しました。
 最後に修了式を行ひ、閉講。新学期を迎へるにあたり、今回の学びを糧として、実りある一年となることを期待し、奉告といたします。
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