令和7年 11月 8日

第三十回どんぐり祭のご報告

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十月三十日(木)、空気が澄み渡る秋空のもと、午前十時より「第三十回どんぐり祭」を齋行。崇敬會員、富山森林管理署青野署長、雲雀ケ丘保育所の先生と園児十三名が参列しました。
 祭典では、宮司が祝詞奏上の後、崇敬会員の方々が集められたコナラ・クヌギ・ウラジロガシ・スダジイ・マテバシイなどの「どんぐり」を祓ひ清め、参列者は玉串を奉りて拜禮いたしました。

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 祭典後、當神社林苑顧問の大宮徹様から、どんぐりの写真や自ら描いたイラストなどを用ゐて、どんぐりの成長過程の講話をいただきました。
 園児からのどんぐりの種類についての質問に、低い所ではコナラ、高い山などではミズナラ、海の近くなどではカシハなど、植物によつて適応しやすい場所があり、それぞれの場所で種類が分類できることを話されました。

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次に、神苑「かがやきの森」へ移動し、無花粉スギ「立山 森の輝き」の枝を剪定し、園児には杉の葉の臭ひや触感を感じてもらひました。園児の中では「オレンジ」や「レモン」などの柑橘系の臭ひがするといふ声が聞こえてきました。
 その後、どんぐり撒きの齋場を祓ひ清め、大宮顧問よりどんぐりの植ゑ方を教はりながら、園児等はどんぐりを小さな手で握りしめ、崇敬会員と共にどんぐりを植ゑ、最後に「大きくなあれ!」とドングリを蒔きました。
 「かがやきの森」が緑豊かな神苑となり、未来の子どもたちの縁となることを祈ってをります。
 講師の大宮先生、雲雀ケ丘保育所の皆様をはじめ御参列いただいた皆様に篤く御礼申上げます。

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