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令和8年 8月 25日
第25回元服立山登拝の御報告
8月20日(木)から22日(土)にかけて、第25回元服立山登拜を実施致しました。
今回は、小学五年生から高校一年生までの8名の隊員が参加しました。
立山開山の祖、佐伯有頼公の遺徳を偲び、できるだけ昔の登拜道(禅定路)を踏襲しようと計画しましたが、追分から天狗平までの登拜道が、整備されてなく危険性が高いといふことで、急遽、初日は浄土山を登拜することに変更しました。
天狗平まで高原バスで移動し、登拜が始まりました。室堂山荘で昼食の弁当をいただき、浄土山へ向けて出発して30分ほどしたら、予報よりも早く俄に雨が降り出し雷も鳴り出したので、已む無く下山。室堂山荘に戻り、参拜する予定であつた戦歿者を慰靈する「軍人靈碑」について、隊長が資料を基に解説しました。そして大宮徹林苑顧問より「立山にふり置ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし」の大伴家持の和歌をはじめ、立山の歴史や高山についての話を教はり、佐伯知彦ガイドからは、立山曼荼羅の解説をしていただきました。
二日目は、雨の様子を伺ひながら頂上の雄山神社峰本社を目指して出発。一ノ越に到着すると雨が酷くなり、一ノ越山荘で退避。暫く雷も酷くなり、ガイドと相談して登頂を断念。雷が落ち着いた段階で下山を開始しました。室堂ターミナルビル五階に展示されてゐる雄山神社峰本社の前社殿にて、隊長が元服成就祈願の祝詞を奏上し、遙拜しました。雷鳥沢の賽の河原では、立山六禅定の一つ「石積禅定」を行ひ、行く末の安寧を祈りました。
三日目は、天候が回復し、雷鳥沢から立山本峰を仰ぎ見つつ、「立山の御歌」を奉唱して出発。大宮顧問から高山植物を教はりながら室堂平を散策し、天狗平山荘で昼食をいただき、予定通り下山して、修了式を行ひました。
今回は初めて、登頂できない登拜となつてしまひましたが、全員が無事に戻つてくることが出来ました。偏に関係各位のお蔭と深く感謝申上げます。隊員たちには、とても心残りの登拜であつたと思はれますが、悪天候の中、みんなで励まし合ひ無事に乗り越えられたことを糧として、今後益々活躍されることを期待し、報告と致します。