富山縣護國神社
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平成22年
初詣に向けて(平成22年12月11日)

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お正月に向けた神社の行事の一つである「みたまわけ大祭」を12月1日に齋行しました。
「みたまわけ大祭」とは、奉製されたおふだ・お守り・熊手などの縁起物に神霊(しんれい)を込める祭典です。宮司が祝詞を奏上し、次にお守り・縁起物等を祓ひ清め、そして覆面と手袋を身に付け鈴を振り神霊を込める「みたまわけの儀」を行ひました。
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また、12月8日の開戰記念日には、大東亜戰争開戰詔書奉戴記念祭を齋行。同時に、昭和56年12月に建設された絵馬掛け処をこの度新しく立て替へ致し、竣功の清め祓ひを齋行しました。
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引続き、御神宝である宝刀の手入式を齋行しました。

今後の行事としましては、23日午前10時より天長祭を齋行。午後からは「福ひめ」認証式(正月奉仕巫女)や絵馬焼納祈願祭、すす祓ひ、31日には、大祓、除夜祭等の祭典・行事を予定してをります。
そして、一年で最も大事且つ神聖な日であるお正月に向けて、万全の体制でお迎へ出来ますやうに整へ、皆様をお待ち申し上げます。  

殉職自衛官慰靈祭祭事奉告(平成22年12月3日)

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富山県隊友会主催によります殉職自衛官慰靈祭が、11月21日(日)午前11時に伊佐雄志神社で齋行されました。
当日は、伊佐雄志神社に祀られてをります富山県出身9柱の殉職自衛官と静岡県出身1柱(御遺族変更のため)の殉職自衛官の御靈に、御遺族を始め、自衛隊富山地方協力本部長、陸・海・空の各自衛隊代表、各自衛隊協力組織代表、伊佐雄志神社御遺族、富山県隊友会員の約120名が参列致し、宮司祝詞奏上、主催者・来賓代表が慰靈の言葉を奏上、参列者全員が玉串を奉り慰靈顕彰の誠を捧げました。祭典に先立ちまして、國旗掲揚、國旗・隊友会旗の掲架を隊友会の会員が奉仕致し、祭典の式中には、献楽として『海ゆかば』をラブバンド代表の濱田興隆氏の演奏に合はせ全員で合唱致しました。
富山県隊友会の田中幸一会長は、「自衛隊の前身である警察予備隊が組織されてより60年、社団法人隊友会が設立されてより50年の節目の年に、殉職自衛官の慰靈祭を富山県隊友会が主催となり齋行できましたことは、昭和29年に森実命、川口瀞命が殉職されて以来の念願でありました。これからはこの殉職自衛官慰靈祭を毎年続けてまゐります。」と話されました。風もほとんどなく爽やかな秋晴れのもと、殉職自衛官の御靈もさぞかし御嘉納遊ばされた祭典でありました。
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十二月祭典行事案内(平成22年11月30日)

十二月行事案内

  1日(水) 午前9時  伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
        午前11時 みたまわけ大祭
  5日(日) 午前6時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
  8日(水) 午前9時  大東亜戰争開戰詔勅奉戴記念祭
 15日(水) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
              (神符頒布始祭)
        午前8時  月次釜
        午前9時  みおや祭
        午前10時 永代祭
 23日(木) 午前10時 天長祭
        午後1時30分 御井祭
              絵馬焼納祭
              すす払ひ
        午後2時  福ひめ認証式
 25日(土) 午前9時  大正天皇祭
 31日(金) 午後3時  大祓
        午後4時  除夜祭

平成23年(紀元2671年)
1月1日(土) 初 詣

第十五回どんぐり祭報告(平成22年11月11日)

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第十五回どんぐり祭を11月4日午前10時より齋行いたしました。
本年は祭典の前に、國旗掲揚台の近くの境内東側にて、古里チャリティー茶会(宮村宗心代表)奉納「のむらもみじ」の植樹祭を行ひました。宮司、中林責任役員を先頭に参列者、雲雀ヶ丘保育所の高橋所長、園児等が土をかぶせて、植樹しました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬會員の皆様より奉納された「どんぐり」の実や苗木を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を捧げて拜礼しました。祭典終了後、當神社林苑顧問の松久卓様より講話をしていただき、どんぐりの種類や実の形、生育環境、発芽の様子等を説明いただき、その後神苑に移動、みんなで10種類ほどのどんぐりの実や苗木を植ゑました。
どんぐり祭は、戦後焼失した境内のみどりを取り戻し、豊かな自然を守り育て後世に残すとともに、子供たちに木々を大切にする心を育んでもらはうとして平成8年より毎年行はれてゐる祭典であります。参加した園児等は、どんぐりの森や苗木が大きくなるのを楽しみに願ひを込めながら土をかぶせてをりました。
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教育勅語百二十年記念祭のご報告(平成22年11月7日)

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教育勅語が明治23年10月30日に渙發されましてより本年は、120年目の節目を迎へました。そこで、明治祭(明治天皇御誕生の日)に併せて教育勅語渙發百二十年記念祭を11月3日午前9時より、新田八朗総代会長、中川忠昭・吉田豊史両県議会議員を始め、多数参列のもと、厳粛に齋行いたしました。
明治天皇より、ひろく國民へ伝へるべく下賜されたのが『教育に関する勅語』であり、この精神が近代日本が世界に伍して行くべく基本になったことは言ふまでもありません。敗戦後、アメリカ占領軍により日本弱体化の占領政策のもと排除決議をさせられたことは、いかに日本精神の根本がここに存してゐたかが理解できるものであります。
祭典では、宮司祝詞奏上の次に國歌斉唱、次に教育勅語奉読、玉串拜禮ののち、明治神宮を遥拜しました。
教育勅語の奉読は、崇敬会員であり元富山県立高等学校教諭の岸本弘さんに御奉仕いただきました。岸本さんの清らで重々しい奉読は、参列者一同の心に深く染み入る奉読でありました。さらにまた、この勅語を奉持の所役を奉仕したのは、崇敬会青年部浦安会々員、礒部武さんであります。その凛とした姿にも感動したのでした。
現在の日本人へ教育勅語の精神がひろく伝はることを只管に祈るばかりであります。
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社頭にて配付してをります教育勅語は、こちらの教育勅語をクリックして下さい。

十一月祭典行事案内(平成22年10月30日)

十一月行事案内

  1日(月) 午前6時 青空のみの市
        午前9時 伊佐雄志神社月次祭
        午前10時 永代祭
  3日(水) 午前9時 教育勅語渙發120年記念祭
  4日(木) 午前10時 第15回「どんぐり祭り」
  7日(日) 午前6時 青空のみの市
        午前10時 永代祭
 15日(月) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
        午前8時 月次釜
        午前9時 みおや祭
        午前10時 永代祭
        七五三詣
 21日(日) 午前11時 殉職自衛官慰靈顕彰祭(伊佐雄志神社)
 23日(火) 午前9時 新嘗祭
        午前10時 みたまわけ大祭
  みたまわけ大祭は12月1日(水)午前11時からの齋行に変更となりました。

秋季例大祭のご報告(平成22年10月13日)

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10月5日(火)午前10時、前日の雨も上がり清々しい秋空の中、秋季例大祭が御遺族や崇敬会員をはじめ多数の富山縣民御参列のもとに齋行されました。
齋員のご奉仕には、富山県神社庁の各支部・富山県神社庁雅楽部・富山県神道青年会の神職の皆様によりご奉仕いただき、参向使として新田八朗崇敬総代会長、また富山県知事代理、富山県議会議長の代理で杉本正副議長、富山県遺族会長、村井宗明衆議院議員、上田昌孝滑川市長をはじめ、責任役員、総代、各市町村遺族会、國会議員、県議会議員、市議会議員、各戦友会、各町内会、日本会議富山運営委員各団体の方々が参列されました。
祭典では、先づ修祓、崇敬会青年部「浦安会」会長以下会員の奉仕による國旗掲揚を行ひ、参進。祭典中には「みたまなごめの舞」、富山県詩吟剣舞連盟 吟士 宇波千神様・剣士 定塚天颷様による詩吟剣舞 吟題 平野國臣作『我が胸の』が奉納され、宮司、参向使挨拶、知事、県議会議長の御挨拶の後、御参列の皆様には祈祷殿にお進みいただき、ろうそくを献灯して参拜いただきました。
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午前9時には伊佐雄志神社(旧富山縣鎭靈神社)秋季祭を齋行。祭典後、宮司の挨拶で社名変更の理由を申し上げました。
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本年は、崇教真光富山道場様の御紹介により声楽家の鈴木哲也氏をお招き致し、秋季例大祭に先立ち10月3日午前11時より、「鈴木哲也奉納音舞台」が開催されました。鈴木哲也氏は、NPO法人このはな櫻記念芸術文化振興会の理事長であり、声楽家として全國の神社や会場で300回を超えるリサイタルを開催され、平成18年4月29日より、靖國神社「昭和祭」にて毎年奉納されてをられます。当日は、昭和天皇、今上陛下の御製、皇后陛下の御歌に御自身で作曲された歌や御英靈に捧げる歌、『浜千鳥』や『ふるさと』などの歌を心の籠る素晴らしい歌声で奉納されました。
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9月17日には、表千家献茶式が三木町宣行宗匠の御奉仕にて恙無く齋行され、末期の水もいただけぬまま散華された御英靈に捧げられました。本年も皆様方の御蔭をもちまして秋季例大祭が滞りなく齋行されましたこと、衷心より厚く御礼申し上げます。ありがたうございました。

十四歳の挑戦(平成22年10月9日)

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十四歳の挑戦で、9月27日(月)から10月1日(金)の5日間、呉羽中学校2年生の安倍菜摘さんが自ら志願し実習されました。
先づは白衣の着装から習ひ、正式参拜・臨時巫女の認証式を社殿にて齋行、神社の説明・施設の見学をして、宮司より第1日目の講義を受けました。午後からは、挨拶や参拜者に接する対応の仕方を習ひ、これから覚える「みたま慰めの舞」を習ひ始めました。午後3時30分に着替へて1日目の実習を修了。2日目からは、清掃奉仕、宮司による古典(萬葉集)の講義、禰宜による近現代史の講義、「みたま慰めの舞」の温習、生け花などの講義を受けました。
最終日の10月1日には、月次祭や永代祭に参列して、その後、神前に「みたま慰めの舞」を奉納。心の籠つた舞を奉納いたしました。
実習を終へて宮司は、「安倍さんの習ふといふ意欲と清純な心がよく伝はつてきました。萬葉集の巻の一の一番、雄略天皇の御製(おほみうた)を一晩で覚えてきてくれたのには、驚いたものでした。この五日間で体得したことが、これからの人生で役に立てばこの上ない喜びです。」と感想を述べてをります。
翌10月2日は、自主的に出社して神前結婚式を奉仕しました。
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手水をして、正式参拜・臨時巫女認証式
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清掃奉仕と講義の様子
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10月1日には、伊佐雄志神社月次祭に参列しました
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「みたま慰めの舞」の温習して、最終日に神前にて奉納
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10月2日、休日に出社して結婚式を御奉仕しました

十月祭典行事案内(平成22年9月30日)

十月行事案内

  1日(金) 午前9時  伊佐雄志神社(旧富山縣鎭靈神社)月次祭
        午前10時 永代祭 
  3日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
        午前11時 鈴木哲也氏奉納歌舞台

 5日(火) 午前10時 秋季例大祭
  4日(月)午後4時 宵宮祭
  5日(火)午前9時 伊佐雄志神社(旧富山縣鎭靈神社)秋季祭 
      午前10時
 秋季例大祭
             『みたま慰めの舞』
           『詩吟剣舞』の奉納があります
       午後4時 成就祭
  
  15日(金) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前9時  みおや祭
        午前10時 永代祭
 24日(日) 午前8時  古里チャリティー茶会
 30日(土) 教育勅語渙發120年記念日
     11月3日(水)午前9時より教育勅語渙發百二十年記念祭を齋行します

巴御前縁の松の苗木が奉納されました(平成22年9月24日)

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 9月23日(金)、南砺市の文化団体「福光ネイティブ・トラスト」(得能金市会長)より巴御前(ともえごぜん)縁の松の苗木が奉納され、記念植樹を行ひ、祈祷殿で奉納式を齋行いたしました。
 南砺市福光町天神町の「巴塚公園」には巴の松の木があり、緑豊かな見事な枝ぶりの老松は通称「一本松」の名で親しまれ、その雄姿は、昔から幾多の詩歌に詠はれ道行く人の道標でもありました。倶利伽羅の合戦で有名な木曽義仲の愛妾、巴御前の終焉の地であり、松村謙三翁揮毫の巴塚と書かれた大きな碑の横にあります。推定樹齢は750年。その巴松の苗木が奉納されました。
 巴御前は、義仲が粟津(石川県)で敗死後、鎌倉の和田義盛に身を寄せたが和田合戦で子の朝比奈三郎が討死すると、義仲の案内役をつとめた福光城主・石黒太郎光弘をたより、ここに出家して巴尼と名乗り、郷民村民に親しまれ、和歌・詩歌など学問、説教、説話を行ひ、よろずの相談相手となり、91歳で亡くなられたと伝へられてをります。
 福光ネイティブ・トラストは巴松の苗木を全国の木曽義仲、巴御前の縁の地に寄贈してをり、今回が10カ所目の奉納でありました。神社境内には、軍馬の御靈を慰める「馬魂碑」があり、巴御前が名馬「春風」を大切にされてゐたことから、碑の隣に植樹されました。得能会長は「苗木は軍馬の御靈に護られながら、すくすくと成長してくれるだらう」と話されてをりました。
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第二十六回表千家献茶式のご報告(平成22年9月23日)

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 第二十六回表千家献茶式並びに桜菊茶会を富山縣護國神社表千家献茶会主催、表千家同門会富山県支部協賛にて、平成22年9月17日(金)に表千家 三木町宣行宗匠をお迎へして開催いたしました。
 午前11時頃より降り出した雨の中、午後1時宮司以下齋員、宗匠が参進、神社役員や表千家同門会富山県支部、県茶道連盟、北日本茶会の関係者ら約四百名が参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌の間にいつのまにか雨も上がり、栂野守雄宮司の祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。三木町宣行宗匠が洗練されたお点前を厳かに披露され、点てられた濃茶、薄茶を宮司が御神前にお供へしました。
 昭和20年8月1日、大空襲により社殿が炎上、昭和29年10月現在の社殿が竣功され、10月20日に正遷座祭を齋行、翌21日には早朝より慶賀祭等の祭事があり、午後1時より社殿に於て表千家流富山吉祥会の主催にて吉倉虚白宗匠の奉仕による献茶の式が初めて齋行されました。そして、創立70周年記念事業により現在の社務所が竣功された昭和57年10月、表千家家元千宗左宗匠に御奉仕いただいたのを機に、昭和60年より毎年齋行いたしてをります。戰場で倒れられた御英靈たちが、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、10月5日の秋季例大祭を前に齋行されます献茶式であります。
 献茶式に合はせ、表千家同門会富山県支部(谷野亮爾支部長)が担当する「桜菊茶会」も開かれ、今年喜寿を迎へた支部会員10名が席主を努め、秋の気配を感じながら心尽くしの一服を楽しまれました。
 御関係各位の御協力に感謝申し上げ、御報告いたします。
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第十一回元服立山登拜のご報告(平成22年9月8日)

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第十一回元服立山登拜を8月22日(日)から24日(火)の2泊3日で、隊員21名、隊長以下サポーター等大人を含む総勢38名にて開催しました。
越中男子は、数へ年十五歳になると霊峰立山へ登拜することが古くからの慣はしとなつてをり、この元服立山登拜は、大人に成長していく大切な少年期に、正しい日本の歴史・世界の歴史を学び、祖先の恩に感謝し、登拜を通じて感得した強い意志を経験すべく、開催するものであります。
本年は、隊長に権禰宜の栂野高広、ガイドに立山ガイド協会の佐伯高男氏、ガイド補佐に同じく立山ガイド協会の佐伯知彦氏に新しく代はりました。また、一日目宿泊の室堂山荘では、「立山仲語が語る立山信仰」と題して佐伯知彦氏に立山曼荼羅の絵解きを基に詳しく立山の解説をいただき、佐伯高男氏からは、一日で成し遂げる三山縦走の厳しさや登拜の上で最も注意しなければならないことなどを詳しく教へていただきました。二日目は午前5時から午後5時まで12時間かけての登拜であつたり、全行程中一度も雨が降らず晴天に恵まれましたが、水分補給には極力注意しながら、ガイド・サポーターの皆様をはじめ、雄山神社・各山荘の皆様、御協賛いただいてをります富山縣護國神社崇敬会、青空のみの市実行委員会、富山みらいロータリークラブ、富山南ライオンズクラブ、立山黒部缶貫光株式会社、更に、報道各社の皆様方のお蔭をもちまして、全員が無事に三山縦走を含む全ての行程を成し遂げることが出来ました。ここに厚く御礼申し上げます。まことにありがたうございました。
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結成式・宮司挨拶。そして出発にはたくさんの方にお見送りいただきました
DSCN9366.jpgDSCN9466.jpgガイドの佐伯高男氏と合流し、準備体操をして追分を出発。弥陀ヶ原を進む
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三年連続、この三名には班長を拜命。頼りになります。一の谷で昼食
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六禅定の一つ鎖禅定の鎖場を攀じ登り、獅子が鼻へ
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獅子ヶ鼻上にて、のぞき禅定  「親のありがたさを認識しませう」
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餓鬼の田と呼ばれる地塘の間を通り室堂へ
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室堂山荘では佐伯知彦氏に立山信仰の解説をしていただきました
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二日目早朝出発、先づは浄土山頂へ
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浄土山頂、軍人靈碑前に一つ目の石を奉納、サポーターの栗林進男様お手前のお茶を軍人靈碑に献茶、そして参拜後、隊長より軍人靈碑建立の経緯と当時の歴史を解説
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國歌斉唱して記念撮影
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浄土山より一の越へ
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一の越より三の越へ、日本で一番高い所にある御製碑「昭和天皇御製碑」前にて解説、全員で『立山の御歌』を奉唱
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雄山頂上、雄山神社峰本社にて二つ目の石を奉納、雄山神社禰宜の佐伯睦麿様に元服成就祈願祭の齋主を御奉仕いただき、元服成就の万歳三唱
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集合写真を撮り、再び縦走開始
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富山県最高峰の大汝山頂、佐伯高男ガイドとその足元に見える日本最大のダム・黒四ダムと黒部湖
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真砂岳、別山後方に聳える劔岳を望みつつ、富士の折立を降る
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稜線を進み別山山頂へ、山頂に着くと目の前に劔岳が聳える
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別山のお社に三つ目の石を奉納して参拜、三山縦走達成の万歳三唱
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劔岳に向かひて、サポーターの三島敏夫さん作詞作曲の『劔岳讃歌』を全員で唄ひ、宿泊地、雷鳥沢ヒュッテに向けて下山開始
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三日目の朝食後、栗林進男様の「さわやか茶会」にて全員美味しいお茶をいただきました
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雷鳥沢ヒュッテの佐伯満寿男主人からは昨夜、とつても怖い体験談をお話いただきました。元森林管理署長の松久卓氏に合流いただき地獄谷へ
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松久卓氏から立山の自然や地形、植物などの解説をいただきました
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天狗平山荘に到着
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記念撮影
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神社到着、修了式にて終了証授与。今回はオーストラリアよりホームステイ中のニコラス君も参加しました
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全行程を完全に達成しました。隊員諸君おめでたう。御協力いただきました皆様方、まことにありがたうございました。

九月祭典行事案内(平成22年8月30日)

九月行事案内

   1日(水) 午前9時  富山縣鎭靈神社(祖霊社)月次祭
         午前10時 永代祭
   5日(日) 午前5時  青空のみの市
         午前10時 永代祭
   15日(水) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
         午前8時  月次釜
         午前9時  みおや祭
         午前10時 永代祭
  17日(金) 午後1時  第二十六回 表千家献茶式(櫻菊茶会)
             三木町宣行宗匠奉仕

第三回 表参道ピース祭りのご案内(平成22年8月27日)

今年も「とやま表参道ピース祭り」が8月29日(日)に開催されます。
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この「表参道ピース祭り」は、今日の平和な暮らしは散華された御英靈の礎の上に築かれているといふ歴史を認識し、御英靈と共に一日を通して音楽を楽しみ、太陽と共に遊び、キャンドルのやさしい光に包まれて、横に居る人の笑顔が見れるやう、そんな「幸せ」を感じつつ、その現実に感謝し、そして、昨今の様々な問題を考へ、行動していくといふことを目的に、いづれは護國神社の表参道から市内の中心部まで盛大に拡がることを目標に、そんな強い思ひを持つた若者たちが集ひ実行委員会を結成し、一昨年前より開催され、今回で第三回目を迎へる祭りです。
昨年同様、午後六時三十分からは大拜殿及び大拜殿前参道にて、ディジュリドゥ(世界最古の楽器と云はれるオーストラリア先住民族・アボリジニの伝統楽器)演奏者のNATAさんが一緒に活動されてゐるアースコンシャスといふメンバーと共に幻想的な音色を奏で、ファイヤーポイHARUKIさんのFIREダンスと一緒に演奏されます。
また、中央通りで開催される「越中騒動」・総曲輪グランドプラザの「夏の大福引会」と連動企画で開催されます。
どうぞご家族お誘ひ合せいただき、お越し下さいますやうお待ち申し上げます。

特別あんどんの奉納ありがたうございました(平成22年8月12日)

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平成22年万灯みたままつりに特別あんどんのご揮毫賜り、まことにありがたうございました。ここに順不同にて紹介させていただきます。
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表千家 家元 千宗左様        國泰寺 管主 澤大道様
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書道家 青柳志郎様
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歌手 ペギー葉山様          俳優 黒部進様
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JET日本語学校理事長 金美齢様     篆刻家 小田玉瑛様
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画家 大島秀信様           画家 野上祇麿様
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水墨画家 木村阿津湖様        画家 中野清韻様
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画家 小泉正雄様           武者絵師 藤井和子様
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八尾町桂樹舎 吉田桂介様       氷見市日宮神社 宮司 吉川正紀様
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落語家 春風亭柳之助様        講談師 日向ひまわり様
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参議院議員 山谷えり子様       参議院議員 有村治子様
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宮司 栂野守雄

第33回富山市少年相撲大会結果報告(平成22年8月12日)

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出場されました選手諸君、大会を運営されました関係者の方々に厚く御礼申し上げ、第33回富山市少年相撲大会の結果を報告致します。

団体の部
優勝 堀川小Aチーム
次勝 呉羽小
三位 寒江小
四位 堀川小Bチーム

個人の部
四年生以下
優勝 星名 洋輝(豊田小)  次勝 松浦 整(新庄小)
三位 新田 海音(鵜坂小)  三位 山井 力斗(豊田小)

五年生
優勝 羽黒 樹晴(呉羽小)  次勝 佐藤 優澄(池多小)
三位 吉岡 好誠(堀川小)  三位 高野 光生(長岡小)

六年生
優勝 伊藤 博文(広田小)  次勝 毛利 修平(堀川小)
三位 田中 静也(寒江小)  三位 五十嵐 大地(堀川小)
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平成22年万灯みたままつり祭事報告(平成22年8月11日)

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平成22年「万灯みたままつり」が8月1日(日)開催されました。
午前9時より境内の富山市相撲場にて「第33回富山市少年相撲大会」が開催され、富山市内の小学4年から6年の選手たちが相撲道に則り、全力で戦ひを繰り広げられました。
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午前10時より富山縣鎭靈神社にて、平成22年富山縣鎭靈神社例大祭並びに富山大空襲戰災65周年祭が齋行されました。引き続き、富山縣護國神社にて、平成22年万灯みたままつり並びに永代講大祭を齋行、神楽舞台では「いでたちの舞」が奉奏されました。祭典後、宮司が、本年は富山大空襲より戰災65周年を迎へ、議員の方々などの公の立場の方に多数ご参拜いただいたことをご報告、御礼申し上げました。
平成22年富山縣鎭靈神社例大祭竝に富山大空襲戰災65周年祭
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平成22年万灯みたままつり竝に永代講大祭
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次に「夏のをどり」を藤間勘史弥社中の皆様に奉納いただきました。
奉納曲と踊り・唄ひは、
1.秋田県民謡「喜代節」(踊)藤間弥代恵・藤間弥恵吉(唄)中田好美
2.長唄「関の小萬」(踊)桶谷柚衣(小1)
3.新舞踊「みだれ髪」(踊)藤間史弥奈(唄)中田好美
4.小曲「天翔の舞」(踊)小古井季(中1)
5.歌謡曲「九段の母」(唄)中田好美
の奉納でありました。
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そして、御参列の皆様に内拜殿にてろうそくに「みあかし」を灯して参拜いただきました。暑さ厳しい中、まことにありがたうございました。
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午後7時からは「御神楽の夕べ」を大拜殿神楽舞台にて開催。髙田巫女による「みたまなごめの舞」、轡田権禰宜による「いでたちの舞」、芝園小学校5年生の井田あかねさん・杉本彩芽さんによる「浦安の舞」を奉納、特に井田さん杉本さんは、短期間ながらも自主的な練習も含め一心不乱に猛特訓され、見事に習得し、素晴らしい舞が神前に奉納されました。
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皆様方に奉納いただきましたあんどんの明かりと、午後7時45分からの花火により境内が彩られ、たくさんの方々に参拜いただきました。
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本年もご参拜いただきました皆様をはじめ、藤間勘史弥社中の皆様、献灯あんどんをご奉納いただきました皆様、献灯あんどんに絵画の奉納をいただきました富山水墨画会様・たんぽぽグループ様・荻生如月会様・中野清韻様・小泉正雄様・藤井和子様、特別あんどんに御揮毫いただきました皆様方に厚く御礼申し上げます。まことにありがたうございました。

第四回「廣徳塾」を開催しました(平成22年8月8日)

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7月25日(日)、第四回「廣徳塾」を開催しました。今回は、11名の参加者と10名の父兄が参加されました。
社殿にて正式参拜を齋行、引き続き参集殿に移動して、始めに宮司が、教育勅語の講義を行ひました。風紀が乱れつつある現代において、教育勅語の重要性を分かり易く解説、終はりに宮司が一章節づつ先導してみんなで奉唱しました。そして三五教(あなない教)富山支部佐野様より戴きました三五教教主、中野正宮様が作成されました「教育勅語の塗り絵」が、宮司より渡されました。
次に、青木順子先生に「論語」の講義を、今回は「樂(がく)」を中心に学びました。「樂」といふ字は神楽舞で使用する「神楽鈴」が基になつてゐるといふことを、実際に髙田巫女に振つてもらひながら説明され、そして、學而第一、雍也第六、泰伯第八などの素読を行ひ、論語を学びました。
休憩をはさみ、万灯みたままつりの「奉納あんどん」を作成しました。「奉納あんどん」は各自が手作りで作成し、名前・学校名・学年と好きな論語を夫々のあんどんに記入しました。選んだ論語は、「子曰わく、巧言令色鮮なし仁」・「子曰わく、詩に興り、禮に立ち、樂に成る」・「子曰わく、學びて時に之を習う、亦説ばしからずや。朋遠方より來る有り、亦樂しからずや。人知らずして慍みず、亦君子ならずや。」・「曽子曰わく、吾日に吾が身を三省す」などでありました。
次に宮司より修了証が各自に渡され、昼食。昼食では食前食後感謝の唱へ言葉を唱へて食事しました。そして休憩後境内にて写生大会を行ひ、描かれた絵は「第33回富山縣神社廳お宮さんを描く写生大会」に提出されました。
今回はご父兄の方も多数参加いただきました。次回は来年の春休みに開催を予定してをります。挙つてご参加下さいますやうお願ひ申し上げます。
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八月祭典行事案内(平成22年8月3日)

八月行事案内

万灯みたままつり 1日(日) 午前10時30分
  午前9時     第三十三回富山市少年相撲大会
 午前10時    富山縣鎭靈神社例大祭並びに
            富山大空襲戰災65周年祭
 午前10時30分 万灯みたままつり並びに
             永代講大祭
 午後7時     御神楽の夕べ

  8日(日) 午前5時  青空のみの市
       午前10時 永代祭
 15日(日) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
       午前8時  月次釜
       午前9時  みおや祭
       午前10時 永代祭
   午前11時45分  大詔奉戴記念祭
 17日(火)午前11時  満蒙開拓団慰霊祭
 22(日)~24日(火)
      第十一回 元服立山登拜
 29(日)午前8時~午後8時
      とやま表参道祭り

浦安の舞を練習してます(平成22年7月23日)

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8月1日午後7時より、「万灯みたままつり」の一環として奉納いたします「御神楽の夕べ」に、本年は「浦安の舞」を芝園小学校五年生の井田あかねさん、杉本彩芽さんが、自らの修養のためとして練習を重ね、そして当日奉納いたします。連日の猛暑にも屈する事無く真剣に取り組み、日に日に上達してをります。
「御神楽の夕べ」では、大拜殿神楽舞台にて、「いでたちの舞」「みたまなごめの舞」「浦安の舞」を神前に奉納いたします。8月1日富山市花火大会直前の午後7時から開催いたしますので、どうぞご家族お誘ひ合はせいただきお越し下さいますやうお願ひ申し上げます。
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七月祭典行事案内(平成22年6月30日)

七月行事案内

  1日(木) 午前9時  富山縣鎭靈神社(祖霊社)月次祭
        午前10時 永代祭
  4日(日) 午前5時  青空のみの市
        午前10時 永代祭
 15日(木) 午前7時  月次祭(朝粥神事)
        午前8時  月次釜
        午前9時  みおや祭
        午前10時 永代祭
 30日(金) 午前9時  明治天皇祭
                桃山御陵遥拝式
  
万灯みたままつり
 8月1日(日) 午前10時30分

    午前9時     富山市少年相撲大会
   午前10時    富山縣鎭靈神社例大祭
   午前10時30分 万灯みたままつり並びに永代講大祭
   午後7時     御神楽の夕べ
             いでたちの舞
             みたまなごめの舞
             浦安の舞
              舞姫 芝園小学校5年 杉本彩芽 さん
                 芝園小学校5年 井田あかね さん

月次釜が第百五十回を迎へました(平成二十二年六月二十三日)

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毎月十五日の月次祭にて献茶いただき、そして午前八時からは「月次釜」を開催されてをります、宮村宗心様によります「月次釜」が、今月で第百五十回を迎へました。
この日は、「月次釜」の濫觴を振り返り、平成十年一月十五日に床にかけました、而妙齋宗匠御揮毫の「寿山萬丈高(じゅざんばんじょうたかし)」を掲げ、當初をしのびました。
「月次釜」は、平成十年一月十五日に第一回目を開催致しましてから毎月開催されてをります。
第百五十回の佳節を迎へられましたことに心より感謝申し上げ、宮村宗心様をはじめご関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
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「夏越の祓」のご案内(平成二十二年六月二十三日)

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六月三十日夏越(なごし)の祓(はらへ)(水無月祓)を齋行するにあたり、二十三日に茅の輪(ちのわ)をつくりました。
大祓(おおはらへ)は我々日本人の伝統的な考へ方に基づくもので、常に清らかな気持ちのままで日々の生活にいそしむやう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓ひ清めることを目的としています。
古来六月、十二月の晦日に宮中で大祓が行はれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となつています。
六月の大祓を夏越(なごし)の祓ひと呼びます。
大祓詞(おおはらへのことば)を唱へ、人形(ひとがた・人の形に切つたた白紙)などを用ゐて、知らず知らずのうちについた半年間の罪・穢れを祓ひ、無病息災を祈るため、茅(ちがや)や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)を神前に立てて、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶといふなり」などとと唱へ、茅の輪を三回くぐります。「茅の輪」くぐりは母親の胎内から生れることを象徴してをり、胎々(たいたい)くぐりとも言はれ、生れた赤児のやうに穢(けがれ)のない無垢な心の蘇りを意味する古来よりの大切な行事です。
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茅の輪くぐり方
①先ずくぐりましたら左へ回転します。
②次にくぐりましたら右へ回転します。
③そしてもう一度くぐりましたら再び左へ回転してご神前へ進みご参拜下さい。

三十日午後三時より齋行します。ご参拜お待ち申し上げます。

「献灯あんどん」ご奉納のお願ひ(平成二十二年六月二十一日)

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七月三十一日、八月一日の万灯みたままつりに掲げます、「献灯あんどん」のご奉納の受付を致してをります。
どなたでも申込みできますので、ご希望の方は気軽に社務所へお越し下さい。郵便払込にてご希望の方は、払込用紙をお送り致しますので、電話076-421-6957かFAX076-421-6965にて連絡先をお伝へ下さい。
「献灯あんどん」の種類は下記の通りでございます。

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献灯あんどん(大)伍阡円

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献灯あんどん(小)貮阡円       ご祭神名あんどん 壱阡円

御遺族でない方や会社名でもご奉納できます。何卒慰靈顕彰のまことをもつて「献灯あんどん」の御奉納・御奉賛をいただきますやう、お願ひ申し上げます。

満五年を迎へる『軍人靈碑』の修復(平成二十二年六月十三日)

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六月十一日に立山・浄土山頂(標高二、八三一メートル)に登拜して、『軍人靈碑』の薄くなつてきた文字に墨を入れて修復致しました。
日清・日露戰争に従軍して戰死、戰病死された富山縣人二千五百九十五柱を合せ祀つた『軍人靈碑』は、明治四十二年、当時の第九師団長神尾光臣(かみおみつおみ)中将の揮毫により浄土山頂に建立されてをりました。その後長年の風雪により損壊も甚だしく、平成十二年より実施してゐる元服立山登拜にて朽ち果てんとする『軍人靈碑』に参拜して再建を誓ひ、折しも大東亜戰争終戰六十周年、日露戰争戰捷(勝)百周年の平成十七年、第六回元服立山登拜にて再建除幕式が執り行はれました。
その『軍人靈碑』の文字が薄くなつてきてをり、この度、宮司揮毫の文字を立山杉に彫刻頂いた堀内寛氏をはじめとします四名の方々と共に登拜致し、墨を入れてきた次第であります。
再建前までは殆ど忘れ去られようとしてゐた『軍人靈碑』でありましたが、再建された時と同様に、この墨入れを機に、英靈を慰靈顕彰するこころが拡がつてゆくことを願ふところであります。
今回、墨入れをして頂きました堀内寛様をはじめ、新迫様、酒井様、まことにありがたうございました。
『軍人靈碑再建の記』はこちらをクリック下さい。
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帰る途中、みくりが池付近で巣を守つてゐる雷鳥に出会ひました。

屋外御手洗ひを改修致しました(平成二十二年六月三日)

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平成二十五年十月五日に迎へます御創立百周年の記念事業の一環として、屋外御手洗ひの改修工事を行ひました。春季例大祭終了後の四月二十六日に起工致し、五月三十一日に工事を終へ、翌六月一日竣功清祓式を齋行致しました。
この度の工事は、富山城址公園のバスの駐車場横にある御手洗ひを造られた株式会社アルタ様により施工されました。新たに身障者用を設け、御手洗の表示板には、県内で初めてLEDの導光板を使用してます。昭和五十六年七月二十日、御創立七十周年記念事業で社務所と共に建設され、外郭は当時の大きさのままでありますが、見違へるほどに綺麗な御手洗ひとなりました。更に氣持ちよく御参拜していただけるものと存じます。
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六月祭典行事案内(平成二十二年五月三十日)

六月行事案内

  一日(火) 午前九時  富山縣鎭靈神社(祖霊社)月次祭
  六日(日) 午前六時  青空のみの市
        午前十時  永代祭
  九日(水) 午後七時  第十四回浦安会勉強会
 十五日(火) 午前七時  月次祭(朝粥神事)
        午前八時  月次釜
        午前九時  みおや祭
        午前十時  永代祭
 十七日(木) 午後二時半 舞鶴特年会 慰靈顕彰祭
 三十日(水) 午後三時  夏越の大祓(茅の輪神事)

春季例大祭 祭事報告(平成二十二年五月四日)

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春季例大祭が四月二十五日午前十時より齋行されました。
本年は前日に合祀祭を齋行いたし、合祀祭の齋行された時は必ず雨が降ると云はれてをりましたが、当日は雲ひとつない晴れ空のもと、祭典を齋行することができました。
午前九時には、富山縣鎭靈神社春季祭を齋行、前日の合祀祭に続きたくさんの御遺族・関係者に参列いただき、玉串拜禮の後『立山の御歌』を奉唱いたしました。
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春季例大祭には、富山縣神社廳の各支部より支部長をはじめ宮司様方・富山縣神社廳雅楽部・富山県神道青年会より齋員としてご奉仕いただき、参向使として新田八朗崇敬総代会長、また富山県知事代理、鹿熊正一富山県議会議長、廣明研正富山県遺族会長をはじめ県内各地より御遺族の皆様、責任役員、総代、各市町村遺族会、県議会議員、市議会議員、各戦友会、各町内会のたくさんの方々より参列を賜りました。
祭典に先立ち、崇敬会青年部「浦安会」会長以下会員による國旗掲揚を行ひ、祭典中には、富山県詩吟剣舞連盟 会長代行 剣士 清原天神龍さんによる詩吟剣舞 吟題 「九段の桜」本宮三香作の奉納、また祭典終了後午後一時より、富山芸能奉仕会 松乃会の四十五名様による民謡が奉納されました。
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本年も皆様方の御蔭をもちまして春季例大祭が滞りなく齋行されましたこと、衷心より厚く御礼申し上げます。ありがたうございました。

合祀祭が三年ぶりに齋行されました(平成二十二年五月四日)

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四月二十四日午後七時より富山縣護國神社合祀祭、富山縣鎭靈神社合祀祭が三年ぶりに齋行されました。
富山縣護國神社には奥山利藏命(みこと)一柱(ひとはしら)、富山縣鎭靈神社には瀬島龍三命をはじめ三十三柱(はしら)の御靈(おみたま)を合祀いたしました。
祭典は、先づ大拜殿にて修祓(しゅばつ)、消燈の後召し立ての御事を典儀が奏上、招魂の儀を招魂斎場にて宮司が御靈をお招きいたし、「出御(しゅつぎょ)」と「カケロウ」の三声がなされ、浄暗の中雅楽の調べとともに御羽車(おはぐるま)にてそれぞれの御本殿へお遷しいたし、宮司が御(ぎょ)を御本殿内陣にお遷し申し上げました。
そして点燈の後、齋員が神饌をお供へいたし、宮司が合祀祭の祝詞を奏上、参列の御遺族をはじめ関係者の皆様が玉串を捧げて拜禮、撤饌、宮司一拜にて合祀祭が滞りなく齋行されました。
この合祀祭には、御羽車の所役に富山県隊友会から八名の方に、社名旗、松明所役に崇敬会青年部「浦安会」から四名の方に、そして雅楽の奉奏を富山縣神社廳雅楽部の三名の方に御奉仕を賜り、またたくさんの御遺族・関係者の参列を賜り、恙無く齋行することができました。関係者各位に深く感謝申し上げ、報告と致します。
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皇風煎茶禮式献茶式のご報告(平成二十二年五月三日)

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四月二十二日午前十時三十分より皇風煎茶禮式献茶式が齋行されました。
当日は、雨が降りしきる肌寒い天候となりましたが、来賓の方々、富山県芸術文化協会、富山県茶道連盟の役員方、北日本茶会、各流派の関係者、富山清風連合会の関係者が多数参列される中、皇風煎茶禮式宗家家元 無為軒幽松 森下眞翠宗匠が点てられたお茶を、宮司が神前にお供へいたしました。
この献茶式は、春季例大祭に先立ち、戰場で倒れられた英靈たちが、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであります。
また、煎茶席を美峰会、番茶席を梅香会がそれぞれ担当され、奉賛茶会が盛大に催されました。
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関係の皆様方には、厚く御礼申し上げます。

櫻夜間照明報告(平成二十二年四月三十日)

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四月九日から十九日まで櫻の夜間照明を行ひました。
天候がいい日が少なかつたですが、たくさんの方が参拜されました。
九、十日はそめゐよしのを中心に照らし、十一日からはしだれ櫻を中心に照らしました。十五日にはしだれ櫻も満開になり、松の木や梅の若葉と相俟つて境内がとても艶やかになりました。
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崇敬会総会報告(平成二十二年四月三十日)

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四月九日午後二時から第三十三回崇敬会総会を開催いたしました。
先づ祈祷殿にて英靈顕彰祭竝に会員隆昌祈願祭を齋行、引き続き富山縣鎭靈神社を正式参拜、そして参集殿にて総会を開会しました。
総会では、九柱の物故会員の御靈に黙祷、新田八朗会長挨拶、宮司謝辞、議事へと進み、各協議事項が承認されました。
午後三時からは、立山町の報徳会代表・山崎優講師に、記念講演『二宮金次郎に心あらためた清水次郎長』と題して、鬘や小道具を用ゐて楽しく分かりやすく二宮尊徳翁、清水次郎長のことを話され、現代失はれつつある大切なことを御講演いただきました。
終了後、満開になつた櫻を愛でながら、社務所前にて直会をいたしました。
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御講演いただきました山崎優様をはじめご出席いただきました皆様方、ありがたうございました。

日本会議キャラバン隊が来縣されました(平成二十二年四月三十日)

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四月五日月曜日、日本会議キャラバン隊来縣に伴ひ、日本会議富山、日本会議富山地方議員連盟、日本女性の会富山の合同運営委員会が開催された。
会議では、これまでに集められた「外国人地方参政権付与法案」「夫婦別性法案」反対の署名用紙(10277名、8547名分)が運営委員長よりキャラバン隊隊長へ渡された。そして現政権が通さうとしている危険な法案を阻止すべく、本部の報告と今後の対策等を議題の中心に話し合ひ、そして、午後四時から富山駅前にて街頭情宣活動と署名活動を行つた。
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支持率が落ちてきた現政権であるが、そのために益々危険な法案を早急に提出する動きが見られる。日本で生活してない子供にまで支給される「こども手当て」の様に、おかしい法案が今後可決されぬやうに活動していかなければならない。

五月祭典行事案内(平成二十二年四月三十日)

五月行事案内

  一日(土) 午前九時  富山縣鎭靈神社月次祭
        午前十時  永代祭
  二日(日) 午前六時  青空のみの市
        午前十時  永代祭
 十五日(土) 午前七時  月次祭(朝粥神事)
        午前八時  月次釜
        午前九時  みおや祭
        午前十時  永代祭
二十七日(木)  海軍記念日
        午後一時  甲飛会靈霊顕彰祭
        午後一時半 海交会靈霊顕彰祭
        午後三時  雄飛会靈霊顕彰祭

夜櫻ライトアップをいたします(平成二十二年四月四日)

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境内の櫻(そめゐよしの)が一気に咲き初め、三部咲きになりました。
今週の週末、九日(金)、十日(土)、十一日(日)に午後九時まで夜櫻のライトアップをいたします。どうぞお誘ひ合せ頂き、お参り下さい。

第三回廣徳塾の報告(平成二十二年三月二十九日)

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第三回廣徳塾が三月二十八日(日)に開催されました。
今回は、論語の素読を中心に、火おこしを体験して火の大切さも学びました。
午前九時に神社に集合、はじめにオリエンテーションとして二人一組なり、相手の友達をみんなに紹介する他者紹介を行ひました。次に、社殿へ移動し、正式参拜・國歌斉唱、相撲場横に移動して、終了後に頂くやきいもを火の中に入れました。いもは、鹿児島県の崇敬会員より奉納頂いたさつまいもであります。崇敬会青年部の浦安会からも焚き火などの手伝ひ頂きました。
参集殿へ戻り、宮司の挨拶、廣徳塾講座①「論語を学ばう」を開催。講座①では、青木順子先生より、論語の素読から特に「仁」について学びました。
終了後に、修了証を授与。そして、大拜殿へ移動して、廣徳塾講座②「火の大切さを学ばう」を、埋蔵文化センターから借りてきた道具六台を使ひ、交代しながら火おこしを体験しました。火をおこすことが出来たのは数名でしたが、みんなで火の大切さを感じてをりました。最後に、相撲場横へ移動して、出来あがつたやきいもを頂きました。本場から届けられたさつまいもは、とても甘くて美味しいおいもでありました。
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二人一組で互いの友達をみんなに紹介
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手水をして正式参拜
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宮司挨拶に続き青木先生によります廣徳塾講座①「論語を学ばう」
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終了証を頂き、廣徳塾講座②で火おこしを体験
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たくさんの御協力を賜り、まことにありがたうございました。

四月祭典行事案内(平成二十二年三月二十九日)

四月行事案内

  一日(木) 午前九時  富山縣鎭靈神社月次祭
        午前十時  永代祭
  四日(日) 午前六時  青空のみの市
        午前十時  永代祭
  五日(月) 午前十一時 白鴎遺族会慰靈祭
  九日(金) 午後二時  崇敬会総会
        午後三時  記念講演 演題『二宮金次郎に心あらためた
                             清水次郎長』
                   講師 報徳会代表 山崎 優氏
 十五日(木) 午前七時  月次祭(朝粥神事)
        午前八時  月次釜
        午前九時  みおや祭
        午前十時  永代祭
二十四日(土) 午後四時  宵宮祭
        午後七時  富山縣護國神社合祀祭・富山縣鎭靈神社合祀祭
二十五日(日) 午前九時  富山縣鎭靈神社春季祭
        午前十時  春季例大祭
 我が日本國を護るため尊い命を捧げられた二万八千六百八十柱の英靈にこころから感謝のまことをささげませう
 どなたでも気軽におまゐり下さい
二十九日(木) 午前九時  昭和祭(植樹祭)

境内の春模様①(平成二十二年三月二十一日)

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三寒四温の繰り返しのこの時期、一氣に木々が色づいてきました。
二月中旬に満開を迎へたまんさくをはじめに、梅や櫻、山茱萸の花々が咲き初めました。
富山聯隊に六十本ありました白梅の木の一本が社務所前東側にあります。富山縣護國神社の御英靈が梅干として召されてゐた梅の木でございます。満開の時期は少し過ぎましたが、お昼になると馨しいかをりが境内に拡がつてをります。
また、二十年前に甲飛会の久保守人様が靖國神社よりいただいて奉納された靖國櫻が、境内のそめゐよしのの中で一番早く咲き初めました。思ひがけずこの時期に咲くなんて、とても嬉しくなりました。
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富山聯隊に植ゑてあつた白梅
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十月櫻と紅梅
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靖國櫻(そめいよしの)
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緋寒櫻
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山茱萸

浦安会勉強会の報告(平成二十二年三月十二日)

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崇敬会青年部「浦安会」では、第十一回勉強会を三月十一日に開催しました。
この勉強会は、五月に第一回目を開催してから毎月開催してをります。

はじめに会長挨拶、次に教育勅語を奉読、次に時局に関する記事を輪読、そして研修へと進みました。研修題目が会員から提案され、活発に意見を述べ合ひ、そして深く探究してゆきました。

次に、今年度の活動報告や青少年へ富山縣護國神社をわかり易く説明するため今まで取り組んできた、 「護國のみたま」をまつる心の最終校正を行ひました。『「護國のみたま」をまつる心』はこれから社頭等で広く配付します。

また、浦安会では、会員を拡大すべく、今後パンフレットを作成してまゐります。
入会をご希望の方は、気軽に社務所へお越し下さい。


『「護國のみたま」をまつる心』こちらから

平成二十一年度活動報告はこちらから

三月祭典行事案内(平成二十二年三月四日)

三月行事案内

  一日(月) 午前九時 富山縣鎭靈神社(祖霊社)月次祭
        午前十時 永代祭
  七日(日) 午前六時 青空のみの市
        午前十時 永代祭
  十日(火) 陸軍記念日
 十五日(月) 午前七時 月次祭(朝粥神事)
        午前八時 月次釜
        午前九時 みおや祭
        午前十時 永代祭
二十一日(日) 午前九時 春季皇靈殿遥拜式
二十八日(日) 午前九時 第三回「廣徳塾」

坂本注連縄奉賛会より大注連縄が奉納されました(平成二十二年二月二十六日)

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二月二十四日(水)、大沢野の坂本注連縄奉賛会(小川満会長)より十六名の皆さんより大注連縄が奉納されました。昨年末の本殿の大注連縄に続き、今回は向拜にありますひと回り大きな注連縄であります。
昭和六十二年三月十二日の第一回目の御奉納より、今回で二十四回目の御奉納でございます。
午前九時三十分より取り替への作業が始まり、約四十分かけて新しい注連縄が取付けられました。そして正式参拜を齋行、無事に奉納が終りました。坂本注連縄奉賛会の皆様、まことにありがたうございました。
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紀元祭 祭事報告(平成二十二年二月二十五日)

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紀元二六七十年 平成二十二年二月十一日午前十時より紀元祭を齋行いたしました。
神武天皇が御即位された日をお祝ひし、建國の偉業を偲び、我が國の彌榮(いやさか)を御参列いただきました皆様と共に祈念申し上げました。
祭典では、宮司祝詞奏上の後、橿原神宮・宮崎神宮を遥拜、國歌斉唱、次に「浦安の舞」奉奏、池井雅楽優(いけい うたゆう)様によります筝曲「平城山(ならやま)」の奉奏、富山県詩吟剣舞連盟 吟士 堀 岳韶(ほり がくしょう)様・剣士 清原 天神龍(きよはら てんしんりゅう)様によります詩題「楠公を詠ず」日柳 燕石(くさなぎ えんせき)作の奉納があり、玉串拜礼、「紀元節」の奉祝歌を奉唱、撤饌、そして宮司の首唱で聖寿の萬歳をいたしました。
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たくさんの御奉納、御参列、祝電を賜りありがたうございました。

節分祭が斎行されました(平成二十二年二月十日)

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二月七日(日)午後二時より、節分祭を厳粛に齋行いたしました。
一般にいふ節分の日は、暦の上で大寒が去り、立春になる前日の特別な名称であり、翌日から一陽来福を祈るといふ考へから、清々しく立春を迎へるため、鳴弦(めいげん)の儀や蟇目(ひきめ)の儀、そして豆まきを行ひ、諸々の災害を祓ひ、又、家内安全・交通安全・学業成就等を祈念するため節分祭を齋行するのです。
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当日は、先ず本殿にて修祓(しゅばつ)、献饌、祝詞奏上、次に宮司が鳴弦の儀を執り行ひ、玉串拜禮、撤饌の後、大拜殿に移動して蟇目の儀、大的略式を齋行、そして内拜殿に戻り豆打ち式を宮司、年男、年女の奉仕者、また今年は、歌舞伎役者の人間国宝七代目尾上菊五郎の門弟であります、尾上音一郎(本名 山吉総一郎様 富山市出身)にも参加いただき、約三百人の参拜者の方々が撒かれた豆をいただきました。
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鳴弦の儀 栂野宮司          蟇目の儀 富山市弓道連盟 松岡了会長
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蟇目の儀・大的略式は、県下で唯一、小笠原流に則つて執り行はれてをり、今回で第二十七回目の奉納であいます。大拜殿にて、富山市弓道連盟・富山県小笠原同門会の皆様総勢三十五名にて奉仕されました。
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御奉仕御協力いただきまことにありがたうございました。

蟇目の儀とは
天下の邪悪を祓ふ儀式で、用ゐる弓は相位弓(そういきゅう)と申し、藤が七五三にまいてあり、これは神前の「しめ縄」を意味してをります。矢は矢尻のない鏑矢で先端に穴があけてあり、放たれますと笛のやうに鳴り、神秘な響きを出して魔性、邪悪を祓ふのであります。

大的略式とは
大的式は、天下泰平・国家安泰・家内安全を祈つて的を射る、射礼の儀式であり、六人の射手によつて三十六本の矢が放たれます。これは三六五日をかたどり天地を祭るとされてをります。大的略式は、六人の射手により十二本の矢が放たれます。

二月祭典行事案内(平成二十二年一月三十日)

二月行事案内

  一日(月) 午前六時 青空のみの市
        午前九時 富山縣鎭靈神社(祖霊社)月次祭
        午前十時 永代祭
  三日(水) 午前十時 雲雀ヶ丘保育所「鬼行列」
  七日(日) 午前六時 青空のみの市
        午前十時 永代祭
        午後二時 節分祭
        鳴弦(めいげん)の儀、蟇目(ひきめ)の儀、大的略式(おおまと
        りゃくしき)、豆打ちの儀を行ひます
        蟇目の儀・大的略式は小笠原流に則つて執り行はれてをり今回で
        弟二十七回目を迎へます
        大拜殿にて富山市弓道連盟・富山県小笠原流同門会・市内高校
        弓道部にて奉納されます
         また、豆打ちの儀にて福をおわけしてくださる寅年生まれの
         年男・年女の方を募集してます
          昭和元年・昭和十三年・昭和二十五年・昭和三十七年
          昭和四十九年・昭和六十一年・平成十年
 十一日(水) 午前十時 紀元祭
 十五日(月) 午前七時 月次祭(朝粥神事)
        午前八時 月次釜
        午前九時 みおや祭
        午前十時 永代祭
 十七日(火) 午前十時 祈年祭
二十七日(土) 午後二時 田母神俊雄講演会
             誇りある日本を取り戻すために
          主 催 神道政治連盟富山県本部
          会 場 インテックタワー111
              3階スカイホール
          その他 入場は無料です どなたでも参加できます

新年おめでたうございます(平成二十二年一月二十二日)

DSCF1281s.jpg新年おめでたうございます。
皇紀二千六百七十年、平成二十二年(庚寅)がよい年でありますやう、皇室の弥榮と國家の安寧、そして皆様方の益々の御健勝御繁榮をご祈念申し上げます。
それでは年末年始の神社の写真をここに掲載いたします。
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十二月二十三日 天長祭
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御井祭、絵馬焼納祈願祭
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すす祓ひ
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福ひめ認証式
以下は、平成二十二年初詣の写真です。
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浦安会「神宮参拜旅行」報告(平成二十二年一月十八日)

十一月二十八、二十九日 伊勢神宮参拜旅行
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崇敬会青年部「浦安会」では、竹田会長夫妻、島田氏、竹川氏、高田氏、栂野権禰宜の計六名で、一泊二日の行程で伊勢神宮へ参拜致しました。
前日の午後六時に富山縣護國神社を出発して名古屋市内に宿泊し、翌早朝にホテルを出発。愛知縣護國神社と熱田神宮に参拜した後、伊勢へと向かひました。
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まず、外宮へ参拜し、内宮へ。自然と一体となつた境内と清々しい空気を感じながら、御垣内にて参拜した後、神楽殿にて御神楽を奉納しました。また、十一月三日に渡初式が行はれたばかりの宇治橋を渡りましたが、新しい橋の木の香りが辺りに漂つてゐました。
なほ、内宮では、神宮司廰の中村神宮宮掌様にご案内をいただき、これまでは素通りしてしまつていた建物や忌み言葉等々についても詳しく解説していただき、ずいぶん勉強にもなりました。
天気もなんとか持ちこたへ、皆、清々しい気持ちで伊勢を後にしました。
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富山縣護國神社
富山県富山市磯部町1-1 TEL:076-421-6957 FAX:076-421-6965

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